[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ


クラリスロマイシンと併用することで、バニプレビルの血中濃度が上昇し、悪心、 嘔吐、下痢の発現が増加するおそれがあるため併用禁忌となっています。


このお薬には一緒に飲んではいけないお薬や、一緒に飲 むときには医師や薬剤師の指導が必要なお薬があります。

クラリスロマイシンと併用することで、肝臓に関連した副作用が発現、重症化するおそれがあるため併用禁忌となっています。

最近では電子薬歴が普及したため、併用禁忌のスルーは少なくなっているかと思いますが、特にベルソムラ(スボレキサント)やエルゴタミン製剤との併用は見落としやすい傾向にあるので注意しましょう。

くすりの吸収や効き目に影響し、副作用が起こる恐れもあります。 ワンポイント. くすりはコップ1杯の水かぬるま湯で飲むのがベター.

クラリスロマイシンを併用することで、オーラップ(ピモジド)の代謝が阻害され、QT延長、心室性不整脈( Torsades de pointesを含む)等の 心血管系の副作用が報告されているため併用禁忌となっています。

肺動脈性高血圧症治療薬のアドシルカ(タダラフィル)のみがクラリスロマイシンと併用禁忌となっています。

クラリスロマイシン・エリスロマイシン・フルコナゾール; 抗不整脈薬:ベラパミル.

これらをクラリスロマイシンと併用することでCYP3A4が阻害され、代謝が阻害されることで、エルゴタミン製剤による血管攣縮等の重篤な副作用を起こすおそれがあるとされています。

歯科では、消炎鎮痛剤を処方されることが多いです。消炎鎮痛剤で多く認められる副作用は食道、胃腸障害、腎障害です。副作用は、用量(薬剤を服用する量)及び投与期間が多くなると副作用が認められる頻度が高くなります。すでに、腰痛などで消炎鎮痛剤を服用している方は、必ず主治医に伝えてください。同じような消炎鎮痛剤が重複することで副作用が出現する率は高くなります。痛みが激しいために、短時間で消炎鎮痛剤を何回も服用すると用量が増えてしまうために、副作用の出現率は高くなります。食道、胃腸障害を少なくするためには、決められた用量で、食後に多めの水で服用することが大事です。腎障害の患者さんは、消炎鎮痛剤により腎障害を悪化させることがありますので主治医に伝えるとともに、服薬後に浮腫(むくみ)などの症状が認められた際は服薬を中止して下さい。

まず、トラネキサム酸錠の内服(トランサミン)、アセトアミノフェン錠 ..

葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。

ミノマイシン塩酸塩(商品名:ミノマイシン他)が経口薬として使用されている。歯科では歯周病治療薬として歯科用軟膏が多く使われています。


飲みやすくなることがあります。 次のようなもの(酸性のもの)に混ぜると

マクロライドアレルギーの患者さん
クラリスロマイシンの併用禁忌:自閉症などに用いられるピモジド(商品名:オーラップ)、片頭痛薬のエルゴタミン製剤(商品名:クリアミン、ジヒデルゴット)及び肺動脈性高血圧薬のタダラフィル(商品名:アドシルカ)に対してはピモジド、エルゴタミン製剤及びタダラフィルの血中濃度を上げるために禁忌です。肝臓、腎臓に障害があり、痛風及びベーチエット薬のコルヒチン服薬中の患者さんでは、コルヒチンの毒性増強のため併用禁忌です。

併用禁忌を見逃すケースがありますので注意が必要です。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬からベルソムラに切り替わるケースもあるかと思いますので、その際はクラリスロマイシンの併用がないか要チェックです。

具体的な飲み合わせの注意点は以下で詳しく解説いたします。

実は私が以前、クラリスの併用禁忌を見逃してスルーした経験がありますので自戒もこめて、クラリスロマイシンと併用できない薬剤をまとめてみました。

・葛根湯は他の医薬品との飲み合わせで禁忌のものはありません。

フィリピンの土壌から1952年に発見され、ペニシリン、セフェム系とは異なった化学構造で、抗炎症作用、免疫調節作用など抗菌力以外の作用もあるため、慢性閉塞性肺疾患などにも使用されています。歯科ではクラリスロマイシン(商品名:クラリス他)アジスロマイシン(商品名:ジスロマック他)が処方されることが多いです。マクロライド系は、安全性は高いですが、クラリスロマイシンは肝臓のチトクロームで代謝されるため、同じ部位で代謝される薬剤は併用注意となるために、併用注意薬があります。薬局などでご確認ください。重篤なものは併用禁忌となっています。

これだけは注意!市販薬“バファリン”の飲み合わせについて

セフジニル(セフゾン他)は、増血薬の鉄剤(商品名:フェロミア他)及びアルミニウム含有の胃薬(商品名:マーロックス他)との併用によりセフジニルの血中濃度が低下し、セフジニルの効果の減弱が予想されます。鉄剤などを服薬している方は、セフジニル服薬後3時間程度空けて鉄剤を服薬してください。

抗菌薬のクラリス(一般名クラリスロマイシン)、ラベキュアパック(ラベプラゾールナトリウム・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン)の併用禁忌に「フィネレノン、イサブコナゾニウム硫酸塩」が追加されました。 これは、腎臓病進行抑制薬のケレンディア錠、抗真菌薬のクレセンバの添付文書との整合性を図られた追加です。 2023年4月24日

病院で処方される咳止めの一つであるフスコデ配合錠には、気管支を拡張する作用があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。
市販の咳止め製品にも気管支拡張成分としてdl-メチルエフェドリン塩酸塩やテオフィリンが含まれているものがあります。そのため、葛根湯との併用には注意が必要です。特に高齢者や持病のある方は医師・薬剤師にご相談ください。

事例04 お薬手帳から飲み合わせの良くない薬を発見

1948年にイタリアの土壌より発見され、ペニシリンと類似の構造を持ちます。歯科ではセファクロル(商品名:ケフラール他)、セフジニル(セフゾン他)、セフロキシムアキセチル(商品名:オラセフ)、セフカペンピボキシル塩酸塩水和物(商品名:フロモックス他)、セフジトレンピボキシル(商品名:メイアクトMS他)、セフテラムピボキシル(商品名:トミロン他)などが処方されることが多いです。セフェムは禁忌・薬剤の相互作用は少ない薬剤です。

[PDF] クラリスロマイシンの併用禁忌医薬品

市販の総合風邪薬には、解熱鎮痛成分としてアセトアミノフェンやイブプロフェンが一般的に含まれています。また、咳を抑える効果があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれていることもあります。さらに、頭の重い感じを緩和する無水カフェインや炎症を抑えるグリチルリチン酸などの成分も含まれている製剤も存在します。エスタックシリーズには、生姜(しょうきょう)や桂皮(けいひ)などの生薬成分も含まれているものがあります。
以上のことから、併用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してから行いましょう。

クラリスロマイシン飲み合わせ

※禁忌とは、重篤な副作用などのために、当該医薬品を使用してはいけない
※※薬の相互作用薬とは、副作用が出やすくなる、薬効が減弱することが考えられる薬などの飲み合わせ

クラリスロマイシンと頭痛薬の飲み合わせについて

抗菌剤は腸内細菌叢に影響を与え腸内のビタミンKを産生する腸内細菌を減らすために、ビタミンKが少なくなり、相対的に抗凝固薬のワーファリン®の血中濃度の上昇が報告されています。著明な影響は少ないので併用することは多いです。

のどの痛みや腫れに用いられる抗炎症薬のトラネキサム酸と市販薬のバファリンについて、飲み合わせに問題はありません。 アセトアミノフェンやイブプロフェンとトラネキサム酸はよく処方でも併用される組み合わせです。

経口避妊薬(ピル)の血中濃度を低下させることがあります。ペニシリン内服中では、ペニシリンが腸内細菌にも作用し、細菌叢(さいきんそう:腸内に存在している細菌)を変化させ卵黄ホルモンの腸管からの再吸収を抑制するために、卵黄ホルモンの血中濃度の低下があるため、ペニシリン服薬中の低用量経口避妊薬(ピル)の避妊は失敗する可能性があります。他の避妊方法を併用することが必要かも知れません。

7.3 レジオネラ肺炎の治療において単独で使用することが望. ましいが、患者の症状に応じて併用が必要な場合には以下. の報告を参考に併用する薬剤の特徴を考慮し選択するこ.

またクラリスロマイシンは、ワーファリン(一般名:ワルファリンカリウム)やリピトール(一般名:アトルバスタチン)、アダラート(一般名:ニフェジピン)など処方頻度の高い薬剤と併用注意となっていますので、「クセ者」の薬剤としてマークしておくとよいでしょう。

[PDF] 【1】 併用禁忌に関する事例

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は疲れ、食欲不振、風邪などに使用される漢方薬です。葛根湯と補中益気湯には甘草、大棗、生姜という共通の生薬が含まれているため、一緒に服用する際には注意が必要です。特に
自己判断で一緒に服用することは避け、併用する際には医師や薬剤師に相談しましょう。

クラリスロマイシンに併用禁忌追加

薬剤の飲み合わせとしては、低用量経口避妊薬(ピル)と抗凝固薬のワーファリンに対する影響が挙げられますがいずれも影響は少ないので禁忌事項ではありません。