ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。
イソトレチノインを飲むと、
①ニキビの原因となる皮脂腺が小さくなる
②角質による毛穴詰まりを解消してくれる
という2つの作用があります。
特にニキビ治療においては、皮脂腺を小さくする、というメリットが大きいです。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。
ニキビ治療の方法は色々ありますが、イソトレチノインでニキビを治療するメリットとして、下記は挙げられます。
①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている
こんにちは、ゆかスキンクリニック院長の青木由佳です。
春は花粉や黄砂など色々刺激になるものが多いのと、湿度や気温が高くなり、皮脂や汗の分泌が増えるけれどもまだ
毛穴や皮脂腺がその状況になれておらず、毛穴がつまり安かったり、湿度のせいで皮膚の常在菌の働きが活発になったりで
皮膚トラブルが多い時期。ですね。
こういった時こそ普段のスキンケアが大事。
当院ではゼオスキンやリビジョンのほかエムディアなどをメインでとりあつかっておりますが、
この度、『肌のバリア修復』に特化した『スキンフォニア』いうブランドの『化粧水』と『美容液』『乳液』の取り扱いを始めました。
『ナイアシンアミド』、『セラミドNG』、『ヘスペリジン』、『レスベラトロール』、『オレイン酸フィトステリル』の独自のカクテルが
外部からの肌ストレスからお肌を守り、健康なお肌を作っていってくれます。
私も先日ピコフラクショナルという破壊力の強いレーザーをしたので、普段のスキンケアから、スキンフォニアさんのスキンケアにしばらく
変更しましたが、お肌がすごくしっとりして、ピコフラクショナル後の乾燥を全然感じず過ごすことができました!
皮膚の乾燥症状や揺らぎやすいお肌の方にはおすすめのスキンケアです。
にきびの人には美容液は少し重たいかもしれませんが化粧水なら使えると思います。
にきびのでやすい脂性肌の方にはゼオスキンの『バランサートナー』やエムディアさんの『MLAローション』WiQoの『WiQoフルイド』が皮脂コントロールによいのでお勧めすることがおおいのですが、炎症や外用剤によりバリア機能が壊れて慢性炎症が遷延している方は、まずバリア機能から修復した方がよいので、スキンフォニアさんの化粧水や乳液はお勧めです。
ニキビの原因には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させる働きにより、過剰な皮脂分泌を減らす効果が期待できます。
イソトレチノインは、ニキビを治療するための飲み薬です。ビタミン ..
①最重症例(他の治療で良くならなかった人)でも治療できる
いわゆるイソトレチノインはニキビ治療において切り札と言える薬でしょう。
②ある程度の期間と量を飲めば、ニキビが再発しない
普通の治療では、治療を止めるとニキビがすぐ再発しますよね。イソトレチノインだけは、ニキビが再発しない状態を目指せる治療なのです。
イソトレチノインの効果によってニキビの原因菌を減少させることができ ..
イソトレチノインは、
体重1kgあたりの積算量が128mgを超えると再発しにくくなると言われています。
例えば体重60kgの人が1日30mg飲む場合、体重1kgあたりの1日量=30(mg)÷60(kg)=0.5(mg/kg)
体重1kgあたりの量が128mgを超える日数=128(mg)÷0.5(mg/kg)=256(日)
ニキビの原因には、毛穴が固くなって塞がりやすくなる角化異常が関係しています。角化異常があると、それだけ皮脂が毛穴に詰まりやすくなってしまうのです。イソトレチノインは皮膚細胞にアプローチして角化異常を正常に整える働きが期待できます。
ニキビ跡のクレーター・毛穴でお悩みの方へ「花房式ニキビ跡治療」
さて、タイトルについてですが、
ゆかスキンクリニックでも『イソトレチノイン』の内服薬『アクネトレント』(商品名)の取り扱いを始めました。
イソトレチノイン(アクネトレント)はビタミンAの一種で、『角化抑制作用』、『皮脂分泌の抑制(皮脂腺縮小作用)』、『アクネ菌に対する抗菌作用』、『抗炎症作用』などがあり、難治性ニキビに対して高い効果があります。海外では重症ニキビに対する一般的な内服薬で長年使用されている薬剤です。日本では厚生労働省の認可をうけていないため、輸入して処方することになります。
皮膚のターンオーバーを早め、皮脂腺からの皮脂の分泌を抑える ..
ニキビの原因となる皮脂腺を萎縮させることによりニキビができにくい環境を作ります。皮脂の分泌が抑制されることにより毛穴が引き締まり角栓が溜まりにくくなります。
世界的には体重当たり0.5mg~1.0mg/日(50kg:25㎎~50㎎/日)の内服が推奨されて ..
非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。
累計内服量が120㎎~150mg/kgに達するとニキビの再発が少なくなるという報告もあります。
ビタミンAの作用により表皮の角化が正常化され、毛穴が詰まりにくくなります。毛穴の中に皮脂が溜まらなくなるためアクネ菌の増殖を抑制します。
副作用が気になる・出てしまった場合(-5mg~-10mg) ; 50kgの人
ニキビの保険診療など他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない場合には、イソトレチノインでの治療を検討する余地があります。イソトレチノインは塗り薬、飲み薬、レーザーやピーリングなどの施術を含め、効果が高い治療法のひとつです。ですが、副作用や仕様上の注意点があるため、治療の最初から内服を始めることは稀です。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
アクネトレントはイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、ニキビ治療薬です。
イソトレチノインご相談希望の方はお電話で予約お願いします※中等度~重度のニキビに対して、イソトレチノイン ..
長年使用されていて実績もある薬で、重症ニキビに対する効果も高くよいお薬なのですが、
妊娠中(前1ヶ月)に飲むと、赤ちゃんに影響を与える(胎児に先天異常、流産、早産、死産の危険性が極めて高い)あったり、乾燥症状が強くでたりしますので、
内服には注意が必要なお薬です。
昨今、『イソトレチノイン』の内服が軽症のにきびの患者さんにも気軽に出されすぎていると感じます。
処方の際の避妊の必要性を認識せずに(ドクターからの説明が十分に行われていないのかもです)、内服している患者さんも多いと感じます。
もちろん、『重症』にあてはらまらず、私たちが『中等症』や『軽症』と認識する患者さんでも、にきびが新しくでき続けることの心理的負担がとても大きいのはわかるのです。しかしながら、『イソトレチノイン』は重大な副作用も起こりうる薬ですし、もっと慎重に処方すべきだな、と思っています。
1日0.5mg/kgの投与で再発率39%、1日1mg/kgの投与で再発率22%と有意差があった。
また、イソトレチノインは酒さにも効果的です。酒さは、赤ら顔や毛細血管の拡張、ニキビのようなぼつぼつが生じる皮膚疾患です。酒さでは毛細血管拡張や、鼻と頬、眉間など顔の中心部をメインに赤みが生じます。
Isotretinoin (Roaccutane®); Valproate (Epilim®, Epival®, Episenta ..
イソトレチノイン(当院はアクネトレントを使用しています。)はビタミンA誘導体の内服薬です。
ニキビ発症の主要な原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えることでニキビを改善し、新しいニキビができにくくなります。
イソトレチノインは治療効果が非常に高く、6ヶ月間〜8ヶ月間内服することでニキビを大きく改善します。また、ニキビ症状が落ち着いた後もニキビの再発抑制効果がある飲み薬です。
(*再発を抑制する場合は長めに内服する必要があります。)
イソトレチノインの内服治療は有効性が高く、90%以上の方に改善がみられます。
日本では保険適用外のお薬ですので自費診療となります。
また、ニキビほどではありませんが、皮脂抑制作用により酒さ(赤ら顔)に対する治療効果もあります。
To give blood, you need to weigh over 7st 12lb (50 kg)
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の内服薬です。
皮脂の分泌を抑え、表皮のターンオーバーを促進して毛穴の角化異常を改善し、炎症を抑える効果があります。
保険診療では改善しないニキビに有効な薬剤です。
海外では以前から保険適用になっている国もありますが、日本では自費診療となります。
当院ではイタリアのアクネトレントを採用しています。
[PDF] Internet and social media use in dermatology patients
イソトレチノインは、ビタミンAの誘導体であるレチノイドの一種で、主に重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられる内服薬です。
皮膚の皮脂分泌を抑え、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制する効果があります。
今回はそんな「イソトレチノイン」がいつから効果が出るのか、また注意点など詳しく解説します。
Xiang L, Ravichandran S, Tamashunas N et al
原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。
YouTube as a Source of Dermatologic
他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない中等症から重症のニキビや繰り返し毛穴の奥深くが腫れて治りにくいニキビがある場合にイソトレチノインでの治療を検討します。
Urso B, Updyke KM, Domozych R et al.
(ニキビは皮脂の分泌亢進と毛穴のつまりが原因となるため、この強力な作用により重症ニキビに効果を発揮します)