⑥ ディレグラ(フェキソフェナジン+塩酸ブソイドエフェドリン)
ディレグラ®配合錠は、第2世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ®)に、血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬である塩酸プソイドエフェドリンを配合した医薬品です。2種類の有効成分が含有された配合剤であり、1剤でアレルギー性鼻炎に対して高い効果が期待されています。
ひどい時の期間限定の薬です。 1)ディレグラ(フェキソフェナジン+プソイド・エフェドリン配合錠) ..
フェキソフェナジン塩酸塩などの第2世代抗ヒスタミン剤は、アレルギー性鼻炎の3大症状(くしゃみ、鼻汁、鼻づまり)のうち、鼻汁の症状に対しては高い効果が認められていましたが、鼻閉の症状に対しての効果は得られにくいといわれていました。ディレグラ®配合錠に配合されている塩酸プソイドエフェドリンは、鼻粘膜の充血や腫脹を軽減することにより、鼻閉に対する改善効果も認められているのがポイントです。
『ディレグラ』は、『アレグラ』に「鼻づまりの薬」を配合した薬です。
ただし、『ディレグラ』はここぞという時の切り札、一時的な鼻づまりの解消のために2週間程度だけピンポイントで使う薬で、長く使い続けるものではありません。
「フェキソフェナジン」と「プソイドエフェドリン」の配合剤である『ディレグラ配合錠』は、用法が空腹時投与に設定されている。
ただし、ディレグラ®配合錠の使用は鼻閉症状が強い期間のみの最小限の期間にとどめ、鼻閉症状の緩解がみられた場合にはすみやかに抗ヒスタミン剤単独療法等への切り替えを考慮することが添付文書においても明記されています。禁忌なども多いため、漫然と長期にわたり使用することは避け、専門家の指導のもと慎重な使用が求められています。
ディレグラ®配合錠の効果・効能は、アレルギー性鼻炎に限られます。効能または効果に関連する使用上の注意として、鼻閉症状が中等症以上の場合に本剤の使用を検討することが記載されています。
ディレグラ配合錠は、第 2 世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商
この記事では、ディレグラ®配合錠の効果や副作用、薬価などについて解説していきます。また、服薬指導のポイントについても、詳しくみていきます。
同じくフェキソフェナジン塩酸塩が配合された医薬品である「アレグラ®錠」では、アレルギー性鼻炎に加えて蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)にともなうそう痒の適応を有しているため、ディレグラ®配合錠と適応疾患が異なるので注意が必要です。
【Q】アレグラ錠と異なり、ディレグラ配合錠が食前投与の理由は?
通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口にて服用します。低出生体重児、新生児、乳児、幼児または12歳未満の小児に対する使用経験はなく、有効性及び安全性は確立していません。
『ディレグラ』には、『アレグラ』にα刺激薬の「プソイドエフェドリン」が配合されています。この「プソイドエフェドリン」は、鼻粘膜の血管を収縮させて充血や腫れを抑え、鼻づまりの症状を解消する効果があります2)。
フェロ・グラデュメットとディレグラ(一般名フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン)、それから…… ..
徐放化されているので、簡易懸濁や粉砕、半割についてはメーカーの回答では「」とのことです。
錠剤がとても大きい(長径:17.5mm、短径:7.8mm)ので、高齢の方など服用しにくい場合は対処に悩むところですが、点鼻薬や点眼薬も併せて代替薬を提案できるようにしていたいです。
ディレグラはフェキソフェナジン(アレグラ)と塩酸プソイドエフェドリンの合剤。 プソイドエフェドリンが入ってる分、鼻づまりに効く。
利益相反(COI)
特定の製薬企業との利害関係、開示すべき利益相反関係にある製薬企業は一切ありません。
ディレグラ[プソイドエフェドリン・フェキソフェナジン]作用機序
<1日2回服用>
●アレグラ60㎎(フェキソフェナジン)
●ディレグラ配合錠(フェキソフェナジン・プソイドエフェドリン) 鼻閉に効果あり ただし、1回2錠1日4錠
ディレグラ錠(フェキソフェナジン/塩酸プソイドエフェドリンの合剤)
ディレグラはプソイドエフェドリンが含有されているため併用禁忌疾患がございます。効果の高いお薬ですが、適応を見極めて慎重に投与することが必要です
プソフェキ配合錠〈ディレグラ配合錠〉の薬価比較; プソフェキ配合錠の ..
【書籍】
■羊土社
薬の比較と使い分け100(2017年)
OTC医薬品の比較と使い分け(2019年)
ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方を頼れる薬剤師が教えます(2022年)
■日経メディカル開発
薬剤師のための医療情報検索テクニック(2019年)
■金芳堂
医学論文の活かし方(2020年)
服薬指導がちょっとだけ上手になる本(2024年)
ディレグラは、 中等症以上の鼻閉を有 するアレルギー性鼻炎患者さんに適した 第2世代抗ヒスタミン薬 の経口配合剤です。
ディレグラ配合錠に含まれるプソイドエフェドリンの作用機序はα-受容体刺激作用になります。血管に存在する受容体の1つとしてα受容体があり、この受容体が活性化すると血管が収縮するのです。
プソフェキ配合錠「サワイ」(ディレグラ配合錠のジェネリック医薬品)|沢井製薬
ディレグラ配合錠は塩酸プソイドエフェドリン(PSE)の消失半減期が短いため、PSEの含有層を徐放化しているそうです。
そのため、。
※ディレグラ配合錠自体は徐放錠ではありません。
フェキソフェナジン塩酸塩についてはムスカリン受容体に対する親和性は極めて低く、モルモット
第一世代と第二世代抗ヒスタミン薬の主な薬剤
第一世代:レスタミン(ジフェンヒドラミン)、ポララミン(クロルフェニラミン)、アタラックスP(ヒドロキシジン)、ピレチア(プロメタジン)など
第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン)、アレロック(オロパタジン)、エバステル(エバスチン)、クラリチン(ロラタジン)、ザイザル(レボセチリジン)、ジルテック(セチリジン)、タリオン(べポタスチン)、デザレックス(デスロラタジン)、ビラノア(ビラスチン)、ルパフィン(ルパタジン)など
ロイコトリエン受容体拮抗薬の主な薬剤
キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など
尚、現在は、副作用の関係もあり、抗ヒスタミン薬では第二世代が主に使われていますので、以下には第二世代に関してまとめてみました。
また、総合感冒薬のPL顆粒やPA錠には、第一世代の抗ヒスタミン薬(プロメタジン)が混合されていますので、眠気が強くでるようですし、抗コリン作用で、口渇や便秘、排尿困難などの症状がでる場合もあるようです。
[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合錠
ディレグラ®の成分のフェキソフェナジン塩酸塩はヒスタミンH1受容体拮抗薬で、OTC(大衆市販薬)でも有名なアレグラ®の成分です
日本国内での開発を進めるにあたっては医薬品医療機器総合機構との医薬品第Ⅰ相開始前相談を行
併用注意薬としてはアレグラ錠と同様、制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)とエリスロマイシンがあります。
※水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム両方を含有する製剤(マーロックス等)が該当します。
投薬者は、皮膚疾患であれば、アレグラ錠 60 mg(一般名:フェキソフェナジン塩 ..
厳密に言えば、『アレグラ』も「空腹時」で飲んだ方がより高い効果が期待できますが、きちんと飲み続けることを優先させ、飲み忘れや負担の少ない食後で処方されることもあります。
アレルギー薬であるフェキソフェナジン塩酸塩と交感神経 α 受容体作動薬である塩酸プソイドエフェドリ
アレグラ錠の禁忌は過敏症のある患者のみですが、ディレグラ配合錠は塩酸プソイドエフェドリンが含有されているため、下記のようにα作用に関連する禁忌があります。
フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤の同効薬の比較 ..
『ディレグラ』や『アレグラ』に含まれている「フェキソフェナジン」は、食後に服用すると吸収が低下(:15%減少、Cmax:14%減少)することが報告されています2)。
このことから、『ディレグラ』は用法が「空腹時」と指定されています2)。
回答:『ディレグラ』には、鼻づまりを解消する薬が配合されている ..
そのため、一部の漢方薬や風邪薬と同様、『ディレグラ』も競技会中には避ける必要があります。