馬の上・下気道における細菌叢:健常馬・軽度咳嗽(炎症性気道疾患)罹患馬の細菌叢の変化とデキサメタゾンの影響


(serum albumin)は血漿の中で最も豊富に見られるタンパク質だが、デキサメタゾンも他の薬やホルモンと同様にこの血清アルブミンによって身体全体に運ばれる。ところがこのタンパク質に関する因子のため、COVID-19に関連する炎症を治療するときに安全で効果的となるようデキサメタゾンを投与するのは難しい。例えば、糖尿病の患者では、タンパク質中の重要なアミノ酸に対して糖化(glycation)の過程を経て糖分子が結合していることがよくある。こうなると薬のタンパク質への結合が妨げられことがある。イブプロフェン(ibuprofen)のような一般的鎮痛剤なども血清アルブミン上にある同じ結合部位を使い競合するので、同時に服用するとデキサメタゾンの輸送が妨げられる。さらに、肝臓病、栄養失調、高齢などのCOVID-19の危険因子に加え、ウイルス自身も患者の血清アルブミン濃度を下げることがある。この複雑な事情により、内科医が血中におけるデキサメタゾンの遊離:結合の相対比を見積もり、薬の毒性増加、副作用、薬効の低下を招く可能性について判断するのは難しくなっている。


デキサメタゾンは、国内において動物用医薬品として承認されており、牛のケト

薬であるデキサメタゾンの構造は天然のコルチゾールの構造と非常によく似ている。このことにより、デキサメタゾンは糖質コルチコイド受容体にぴったりと結合し、同じように体内の炎症を解消する遺伝子発現の変化を引き起こす。この活性のため、デキサメタゾンはCOVID-19の治療において特に効果的である。なぜなら、コロナウイルスによる損傷はウイルス自体によるものだけではなく、制御できない炎症によるものでもあるからである。ところが、デキサメタゾンの抗炎症効果は、使い方や時期を誤ると害をおよぼしかねない。COVID-19の初期段階において、身体はウイルスを撃退するために免疫系を動員する必要があるので、初期の重症ではない患者にデキサメタゾンを使うと、うかつにも患者の状態を悪化させてしまうかもしれない。

糖質コルチコイドは、(estrogen receptor)とともに核内受容体の仲間(ファミリー)に属している。これはリガンド結合ドメイン(ligand-binding domain)、DNA結合ドメイン(DNA-binding domain)、トランス活性化ドメイン(transactivation domain)という3つの部分で構成されている。ヒトの場合、この受容体のリガンドとして最もよくあるのがストレスホルモンの一つコルチゾール(cortisol)である。受容体がコルチゾールに結合すると、受容体の構造が変化し細胞質から核へと移動する。核内では、標的DNA配列に結合し遺伝子発現に影響を与えることができる。糖質コルチコイド受容体は活性化補助因子(coactivator)とも相互作用し、遺伝子発現のしくみをさらに調整することができる。受容体は柔軟なリンカーでつながれたいくつかのドメインで構成されているので、ドメインの構造は別々に決定された。デキサメタゾンに結合したリガンド結合ドメインの構造はPDBエントリー、DNAに結合したDNA結合ドメインの構造はPDBエントリーのものを示す。トランス活性化ドメインはここに示していない。これらのドメインがすべて一緒になり、コルチゾールの結合によって引き起こされる最初のメッセージが伝達される。

0.2% デキサメタゾン注射用畜牛獣医ヒツジ用 0.4% ヤギの馬キャメル

糖質コルチコイド(Glucocorticoid、グルココルチコイド)の薬は炎症や自己免疫疾患を治療するため広く処方されており、最近ではCOVID-19(SARSコロナウイルス2型感染症)の重症患者の治療にも用いられている。COVID-19は、発熱や息切れなどの症状から、多臓器不全などの重い合併症への急速に進行する。重症患者は「サイトカインストーム」(cytokine storm)を経験するが、このときにはもはやコロナウイルスに対する炎症反応を抑えることはできず、サイトカイン(炎症の分子メッセンジャー)の異常な産生がさらなる合併症を引き起こしてしまう。臨床試験では、糖質コルチコイド受容体に結合する強力な抗炎症薬であるデキサメタゾン(dexamethasone)を低用量で投与することにより、COVID-19入院患者の死亡率が低下したことが示されている。

使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は,直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が誤って眼,鼻,口等に入ったときは,直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。

・本剤が皮膚に付着したときは,石けん等でよく洗うこと。

(牛及び馬に関する注意)

・注射部位は,70%アルコールで消毒し,皮下注射時には注射針が血管内に入っていないことを確認して投与すること。

・副作用が認められた場合には,速やかに獣医師の診察を受けること。

【専門的事項】

① 対象動物の使用制限等

・本剤に対して過敏症の既往歴のある患畜には使用しないこと。

・本剤は妊娠動物に投与すると,流死産,後産停滞を起こすことがあるので,妊娠 動物に対しては,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ投与すること。

② 重要な基本的注意

・本剤は副腎皮質ホルモン系薬剤であるので,患畜の症状及びその程度を十分に考慮して,慎重に使用すること。

・本剤は牛及び馬の筋肉内注射は行わないこと。

③ 副作用

・本剤は泌乳量を減少させることがあるので,このような症状があらわれた場合には投与を中止する等して観察を十分に行い,その後の投与の可否について検討すること。

・本剤は感染症を悪化させたり,ときに誘発感染症を起こすことがあるので,観察を十分に行い,この様な症状があらわれた場合には適切な処置を取ること。

④ その他の注意

・本剤は実験動物において催奇形性,培養細胞において変異原性を示したとの報告がある。

・本剤は長期投与すると,一過性の精巣機能低下を起こすという報告がある。

1日量として1頭当たりデキサメタゾンとして5mg以下の量を皮下又は静脈内に注射すること。 食用に供するためにと殺する前7日間

守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては,適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし,週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

・変色が認められた場合には使用しないこと。

・本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。

・本剤を分割投与する場合は,速やかに使用すること。

・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。

・注射器具は滅菌されたものを使用すること。

・注射針は必ず1頭ごとに取り替えること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。

・開封後の容器は化粧箱に入れ暗所に保管すること。

・使用済みの容器は,地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は,環境や水系を汚染しないように注意し,地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は,針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は,産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.

デキサメタゾンは、レースに出走できるようになるまで最低14日間の休薬期間が必要な物質のリストに含まれている。4つの処方箋に記されていた処置はすべて、関節あるいは脊椎のあいだへの注射であり、裁決委員の報告書には"複雑"で獣医師にしか実施できない処置と書かれていた。

厚生労働省は抗炎症薬「デキサメタゾン」を新型コロナウイルス感染症の治療薬として認定した。 ..

さらに2頭、パラ(Para)とマダラ(Madara)はデキサメタゾン注射が記された処方箋において誤って対象にされたという嫌疑が掛けられている。コタン調教師は、厩舎長が獣医師に馬名を口頭で伝えたために間違いが生じたと主張している。

コタン調教師はデキサメタゾンの休薬期間を誤っていたことを認めた。オルカダ賞(G3 オートゥイユ)で競走中止となったマチルダデュベルレー(Matilda Du Berlais)は、その12日前の10月3日にこの薬物を注射投与されていた。


皮下獣医注用薬剤デキサメタゾンナトリウム投与薬畜牛注 製品の説明 材料 デキサメタゾン酢酸塩

※規制薬物は、主に治療を目的に施用される薬物であり、競馬法に定められた「禁止薬物」のような競走能力への影響は無いものの、馬の福祉および事故防止の観点から、規制薬物の影響下にある馬の出走は禁止されている。なお、デキサメタゾンは消炎効果を目的とした治療薬。

[PDF] 副腎皮質ホルモン点眼剤 デキサメタゾンメタスルホ安息香酸 ..

JRAは今日、3月24日(土)の阪神5レースに出走したノーブルスピリット(セン3歳、栗東・中内田充正厩舎)の検体を理化学検査した結果、規制薬物である消炎鎮痛剤「デキサメタゾン」が検出されたと発表した。

デキサメタゾンクリーム0.1%「イワキ」(一般名:デキサメタゾン0.1%クリーム)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価などを掲載しています。

第62回東京大賞典競走に出走したJRA所属馬アポロケンタッキー号(牡4歳※競走当時、山内研二厩舎)の規制薬物(デキサメタゾン)の検出について、JRAより、本日付で関係者への処分が発表されましたので、お知らせいたします。

静脈内注射:デキサメタゾンとして1回1.65〜6.6mg、3〜6時間毎。

チェルトナムフェスティバルで優勝経験のあるダヴィッド・コタン調教師は、フランスギャロ(France Galop)の裁決委員から12ヵ月間の業務停止処分を言い渡された。シャンティイ郊外のラモルレイにある厩舎で管理馬4頭に投与されたステロイド、デキサメタゾン(dexamethasone)の使用に関与していたとされている。