気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、薬剤その他の


また、喘息の治療は、激しい発作をおこさないように日ごろから長期管理薬を使った継続治療の方がメインです。発作がおきると患者さん自身が非常に苦しいのはもちろんのこと、発作によって気道の壁が硬く厚くなり、さらに喘息発作がおきやすい状態になる悪循環をおこすからです。


咳だけでなく、ヒューヒュー音が聞こえるときは、喘息の発作で息が苦しいのかもしれません。 ..

解説: FeNO値による評価を追加することで、急性増悪(発作)を起こした人数ならびに全身性ステロイド薬を要する急性増悪(発作)を起こした人数は有意に減少した。一方で、急性増悪(発作)の頻度、呼吸機能、症状スコア、QOL、ICS減量に関しては有意な改善は認められなかった。FeNO値はさまざまな状況に影響を受けるため、その判断には十分な注意が必要である。

苦しい発作が治まると「喘息が治った」と考えてしまう患者さんもおられるのですが、発作の症状が無くなっても喘息の慢性炎症や狭くなった気道の状態は続いています。とくに発作がおこった後はそれ以前より気道が過敏になっていますので、

副腎皮質ホルモン剤の投与により、気管支喘息患者の喘息発作を増悪させたとの報告がある。 ..

現在すでに長期管理治療を行っているのに激しい発作がおきた場合は、必ずそのことを主治医に伝えましょう。治療のステップを上げ、再発作の予防に努めることが大切です。

発作時の治療では、激しい炎症や症状をとりあえず落ちつけただけの状態で、気道の炎症は続いています。とくに重い発作の後には強い炎症が残りますので、炎症への効果が高い経口ステロイドを投与します。

Table: コルチコステロイドの使用法と副作用-MSDマニュアル家庭版

解説: 舌下免疫療法(SLIT)では、喘息症状や呼吸機能に対する改善効果が認められたが、頓用薬の使用、全身ステロイド薬の使用、長期管理薬の使用量には有意差は認められなかった。現時点では我が国では5歳以上の種に喘息に対して皮下免疫療法(SCIT)の保険適応はあるが、SLITは小児喘息に保険適応がない。

病院での救急治療でも喘息発作の症状が改善されなかった場合は、β刺激薬の吸入とステロイド点滴をくり返します。それでも症状が良くならず、

この薬は、関節リウマチやその他の結合組織疾患、多発性硬化症、様々な緊急事態(例えば、がんによる脳浮腫、喘息 ..

推奨: ダニに感作された小児喘息患者に、ダニアレルゲン特異的免疫療法を標準治療とすることが提案される。ただし、現時点では舌下免疫療法は喘息への保険適応がない。

解説: 有症状時のみのICS間欠吸入は、プラセボと比較して全身性ステロイド薬を必要とするような急性増悪(発作)を抑制したが、入院率は有意差がなかった。喘息スコアについては、未就学児(1歳以上6歳未満)ではICS間欠吸入により改善がみとめられたが、5歳以上の児では有意差を認めなかった。今後の検討が必要である。


気管支喘息 · デキサメタゾン定期吸入 · 医原性クッシング症候群 · 副腎不全 · ステロイド補充療法

上記のような喘息発作の救急治療を病院で受け、症状が改善した方は自宅に戻れます。改善の目安は、

[PDF] 喘息重篤発作に脳浮腫とびまん性多発脳出血を合併した 1 例

とくに心臓に強く作用して動悸をおこすため、アドレナリン皮下注射を行うときは心電図モニターで脈拍を観察し、脈拍を以下に保つようにしなければいけません。

喘息重篤発作にて入院した.人工呼吸管理下のステロイド薬,気管支拡張薬 ..

入院治療の最初には、まず喘息発作を引き起こした原因を考えます。それによって治療の方針が異なるからです。

アスピリン喘息が疑われる場合は、デキサメタゾンあるいはベタメタゾン4~8mgを点滴静注、または経口プレドニ

また、同じくガイドラインで示されているアドレナリン皮下注射は、アナフィラキシーショックなど重篤なアレルギーで使用するお薬です。喘息もアレルギー疾患のため適応がありますが、かなり強いお薬なので重症例に限定してしか使われません。

アスピリン喘息の場合はデキサメタゾン(デカドロン)かベタメタゾン(リ

ウィルスや細菌に感染していた場合は、抗菌薬の投与が必要です。それを除いては、救急治療と同じ内容の治療をくり返すのが入院治療の基本です。喘息の治療ガイドラインでは、

問題 アスピリン喘息の発作誘発リスクを高めるステロイド製剤は?

とくに細菌などの感染症があると、喘息は急激に悪化しやすいです。そのため、事前にレントゲンや採血で感染の有無を確認することが大切です。風邪などの症状が喘息発作前に自覚されていた方は、必ず医師に伝えてください。

COPDや気管支喘息のある場合や既往歴のある場合は投与後処置として気管支拡張薬、吸入ステロイドを考慮

喘息以外の病気やテオフィリン製剤の使用が無く、中年層までの若い方ならアミノフィリンの副作用が強く出ることは少ないですが、過去にアミノフィリンの注射で気持ち悪くなった経験などがありましたら、事前に医師へ伝えておきましょう。

アレルギー疾患:気管支喘息、喘息発作重積状態、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒 ..

解説: LTRAとICSを比較した試験では、全身性ステロイド役を必要とする急性増悪(発作)が起きた人数はICS群がLTRA群と比較して有意に少なかった。一方、経過中に急性増悪(発作)により入院治療を要した人数、発作治療薬を使用しない日数(rescue-free days)、炎症マーカー(末梢血好酸球数、喀痰中好酸球数)、FEV1の改善量では両群間に有意差は認めなかった。間欠型・軽症持続型や乳児のみを対象とした試験は存在せず、軽症例や低年齢に関しては今後の検討課題である。

1)気管支喘息患者は、造影剤による重篤な副作用の発現率が高く、そのオッズ比は気

などの方は通常より血中濃度が高くなったり、副作用が強く出たりする可能性があります。そのため、アミノフィリン注射を行うかどうかは医師間でも意見が分かれています。

2)‌ 喘息予防・管理ガイドライン 2012 作成委員会:喘息予防・

ステロイド点滴は、救急外来で選択したステロイド薬を~時間おきに点滴します。ネブライザー吸入は、日回前後投与します。

デキサメタゾンが不足している中、気管支喘息の発作シーズンに ..

喘息発作時の注射では、基本的にアミノフィリンアンプルの半分量を投与します。回であれば血中濃度はを超えず、副作用のリスクはほとんど無いとされています。

アレルギー性疾患:気管支喘息、喘息発作重積状態、*薬剤アレルギー・*薬剤中毒 ..

アミノフィリンの持続点滴は血中濃度の問題があるため、選択するかどうかは患者さんの状態によります。

4歳の子どもですが、風邪をひきまして、喘息持ちなこともあり、デキサメタゾンエリキシル液体 1回7ミリ 1日2回の服用で処方されました。

炎症を抑える効果はステロイドより弱いですが、同時に気管支を拡げることができ、注射として確実に投与できますので、ステロイドの点滴と併用することで相乗効果が期待されます。

[PDF] 小児気管支喘息の薬物療法における 適正使用ガイドライン

アスピリン喘息は、発作時に症状から判断することができません。すでにアスピリン喘息とわかっている人は、治療前に必ずそのことを伝えましょう。

医療用医薬品 : デキサート (デキサート注射液1.65mg 他)

解説: LTRAの追加は全身性ステロイド薬や入院を要する急性増悪(発作)の回数を減少させず、呼吸機能検査でも%FEV1を改善させなかった。我が国では、特に低年齢児あるいは低用量ICS投与例に対してLTRAは広く一般臨床で用いられ、その有用性を経験している。また、LABAへの反応性が低い遺伝子タイプを有する症例では、ICSの追加治療としてのLTRA使用がQOLを改善させたと報告されている。

プレドニゾロンの内服が困難な場合はベタメタゾンシロップあるいは

そのためアスピリン喘息の方には、リン酸エステル化されたステロイド使用の薬液を選択します。

デキサメタゾン 0.05mg~0.1/kg/日(分 2) ..

喘息発作の入院治療では、これらの治療を続けながら気道の炎症が治まるのを待つことになります。