お酒を飲んでしまったというときは少し時間をあけ、服薬するようにしましょう。


抗うつ薬での治療においては、薬の効果がなかなか実感できなかったり、副作用に悩まされることでお酒を飲んでしまう人がいます。
しかし、お酒を飲んでしまうことで、薬の作用が低下したり、増強したりすることがありますので、アルコールと薬の併用は絶対にできません。
磁気刺激治療(TMS)では副作用の心配がなく、抗うつ薬での治療と比べ比較的短期間で効果を実感できますので、心身への負担が少ない治療法です。
品川メンタルクリニックは年中無休で診療を行っています。土日祝日でも治療することができますので、学校や会社の休みを利用して通院することができます。無理に会社を休むことなく治療に取り組むことができますから、精神的な負担を軽減させることが可能です。
うつ病の改善は、早めの発見・治療がより早い解決方法です。
うつ病やアルコール依存のつらい症状で悩んでいるのであれば、ぜひ品川メンタルクリニックにご相談ください。


レクサプロやブロチゾラムと同時に飲まなければ大丈夫ですよ。 レクサプロはアルコールの影響は少ないタイプです。 断酒は難しい方もいます。

品川メンタルクリニックは、磁気刺激治療(TMS)の専門クリニックです。
うつ病は「心の病」から「脳の病」といわれています。
磁気刺激治療(TMS)によって、脳の機能回復を行い、副作用がほとんどない治療です。
患者さんの心身への少ない負担を一番に考えた治療ですので、薬の副作用に悩まされている方や抵抗のある方、短期間で回復したい方などに有効な治療です。

血清中成分の影響により多少のばらつき(測定誤差:±0.1~0.2)がみられます。また、普通食の健常者では0.5程度の日内変動や1)、食事(プリン体摂取、大豆摂取、飲酒など)や運動後の0.5~2.0の上昇がみられることが知られています。
こうした測定誤差や生理的変動を考慮すると、高尿酸血症のスクリーニングを目的とする場合には、恒常的に高尿酸血症(状態)が持続するかどうかを複数回測定して判断する必要があると考えられます。

ビールを飲んだ後に動悸が悪化し、救急車を呼びましたが、デパスが効いた ..

抗うつ薬は脳内の神経物質の伝達をスムーズにすることで、うつ病の特徴である抑うつ症状や不安、意欲の低下、不眠などを改善させることができます。
しかし、薬の調整がとても難しく、自己判断ではなく必ず専門医が行わねばなりません。
少量から服用しはじめて、様子を観察しながらうつ症状の状態によっては、薬の量を増やしていくことになります。しばらく飲み続けてみて効果が出てくれば、薬の量を調整していきます。うつ症状を観察し、改善がみられたら少しずつ減らしていくことになります。
もし、薬が合わないようであれば、別のタイプの薬に変更することもあります。再燃を繰り返すような場合には、さらに長期にわたって服用が必要となることもあります。
また、薬の減量時には、副作用である離脱症状を伴うことがあります。めまいや不安感、吐き気、不眠などの症状が強く出ることもあります。
薬を服用し、少し調子が良くなってくると、自己判断で薬をやめてしまう人がいます。急に薬をやめてしまうと、離脱症状が強く現れることがあり、うつ病を悪化させてしまう原因にもなるのです。自己判断で薬のコントロールをすることは避けて、必ず専門医の指示のもとに服用し続ける必要があります。もし、抗うつ薬の副作用などが不安な方は、最近では薬に頼らない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」もあります。

17.1有効性及び安全性に関する試験
〈うつ病・うつ状態〉
17.1.1国内第III相試験
大うつ病性障害患者を対象として、本剤(エスシタロプラムとして1日10mg又は20mg)、プラセボ又はパロキセチン塩酸塩水和物(パロキセチンとして1日20~40mg)を8週間投与した結果、主要評価項目であるMontgomeryAsbergDepressionRatingScale(MADRS)合計点の変化量は次表のとおりであり、本剤(10mg及び20mg併合群)のプラセボに対する優越性が示された。
観察期及び後観察期の副作用発現頻度は、エスシタロプラム10mg投与群で63.3%(76/120例)、エスシタロプラム20mg投与群で75.6%(90/119例)であった。主な副作用は、10mg投与群では傾眠15.0%(18/120例)、悪心13.3%(16/120例)、浮動性めまい9.2%(11/120例)、20mg投与群では傾眠20.2%(24/119例)、悪心21.0%(25/119例)、浮動性めまい10.1%(12/119例)であった。
MADRS合計点及びベースラインからの変化量
--------------------------表開始--------------------------
投与群例数MADRS合計点注1)変化量
ベースライン最終評価時ベースラインからの変化量注1)プラセボ群との対比較注2)
群間差注3)[95%信頼区間]p値
プラセボ群12429.0±5.618.3±10.1-10.7±9.5--
本剤10mg群12029.4±5.815.6±11.0-13.7±10.0-3.0[-5.4、-0.5]0.018注4)
20mg群11929.8±6.016.2±10.1-13.6±8.8-2.7[-5.0、-0.4]0.021注4)
併合群23929.6±5.915.9±10.5-13.7±9.4-2.8[-4.9、-0.8]0.006注4)
パロキセチン群12129.8±5.915.6±10.0-14.2±9.9-3.2[-5.6、-0.8]0.009注4)
注1)Mean±S.D.
注2)投与群を因子、ベースラインのMADRS合計点を共変量とした共分散分析
注3)最小二乗平均値
注4)有意差あり(p<0.05)
--------------------------表終了--------------------------
17.1.2国内第III相長期投与試験
大うつ病性障害患者を対象として、本剤(エスシタロプラムとして1日10mg又は20mg)を最大52週間投与した結果、52週まで有効性は維持された。
観察期及び後観察期の副作用発現頻度は、エスシタロプラム10mg又は20mg投与群では80.4%(74/92例)であった。主な副作用は、傾眠30.4%(28/92例)、悪心23.9%(22/92例)、頭痛19.6%(18/92例)、浮動性めまい15.2%(14/92例)であった。
MADRS合計点及びベースラインからの変化量
--------------------------表開始--------------------------
評価時期例数MADRS合計点注5)変化量注5)
ベースライン9231.3±5.5-
8週時8715.0±9.3-16.5±8.5
24週時7910.8±9.1-20.3±8.6
52週時668.0±7.4-23.0±7.6
注5)Mean±S.D.
--------------------------表終了--------------------------
17.1.3国内第III相高齢者長期投与試験
高齢の大うつ病性障害患者を対象として、本剤(エスシタロプラムとして1日10mg又は20mg)を最大52週間投与した結果、52週まで有効性は維持された。
観察期及び後観察期の副作用発現頻度は、エスシタロプラム10mg又は20mg投与群では81.8%(18/22例)であった。主な副作用は、口渇、傾眠及び悪心各22.7%(5/22例)であった。
MADRS合計点及びベースラインからの変化量
--------------------------表開始--------------------------
評価時期例数MADRS合計点注6)変化量注6)
ベースライン2231.4±8.6-
8週時1917.1±9.9-13.7±9.0
24週時1411.5±8.5-18.6±7.6
52週時137.4±6.4-23.3±6.6
注6)Mean±S.D.
--------------------------表終了--------------------------
〈社会不安障害〉
17.1.4国内第III相試験
社会不安障害患者を対象として、本剤(エスシタロプラムとして1日10mg又は20mg)又はプラセボを12週間投与した結果、主要評価項目であるLiebowitzSocialAnxietyScale‐J(LSAS‐J)合計点の変化量は次表のとおりであった。
観察期及び後観察期の副作用発現頻度は、エスシタロプラム10mg投与群で51.5%(102/198例)、エスシタロプラム20mg投与群で57.5%(111/193例)であった。主な副作用は、10mg群では傾眠18.7%(37/198例)、悪心14.6%(29/198例)、20mg投与群では傾眠22.3%(43/193例)、悪心17.6%(34/193例)であった。
LSAS‐J合計点及びベースラインからの変化量(LOCF)
--------------------------表開始--------------------------
投与群例数LSAS‐J合計点注7)変化量
ベースライン投与12週時ベースラインからの変化量注7)プラセボ群との対比較注8)
群間差注9)[95%信頼区間]p値
プラセボ群19695.3±18.572.2±27.4-23.1±21.4--
本剤10mg群19894.5±18.267.6±29.0-26.9±23.3-3.9[-8.3、0.6]0.089
20mg群19393.4±17.860.7±28.0-32.6±25.6-9.8[-14.5、-5.2]-注10)
注7)Mean±S.D.
注8)投与群を因子、ベースラインのLSAS‐J合計点を共変量とした共分散分析
注9)最小二乗平均値
注10)プラセボ群に対する本剤10mg群の優越性が示された場合に限り、プラセボ群に対する本剤20mg群の優越性を検討する計画であったため、検定が行われなかった。
--------------------------表終了--------------------------
17.1.5国内第III相長期投与試験
社会不安障害患者を対象として、本剤(エスシタロプラムとして1日10mg又は20mg)を最大52週間投与した結果、52週まで有効性は維持された。
観察期及び後観察期の副作用発現頻度は、エスシタロプラム10mg又は20mg投与群では60.1%(95/158例)であった。観察期の主な副作用は、傾眠24.7%(39/158例)、悪心19.0%(30/158例)であった。後観察期において発現率が10%以上の副作用は認められなかった。
LSAS‐J合計点及びベースラインからの変化量
--------------------------表開始--------------------------
評価時期例数LSAS‐J合計点注11)変化量注11)
ベースライン15895.3±19.5-
12週時14169.0±25.1-26.6±21.5
24週時13859.9±28.7-35.6±27.2
52週時12649.9±28.0-44.8±28.8
注11)Mean±S.D.
--------------------------表終了--------------------------
17.3その他
17.3.1QT間隔に対する影響
健康成人117例を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験(ThoroughQT試験)において、QTcFのベースラインからの変化量(プラセボ補正)は、本剤1日10mg投与において4.3msec、1日30mg投与注12)において10.7msecであった(外国人データ)。
QTcFのベースラインからの変化量(プラセボ補正)
--------------------------表開始--------------------------
薬剤QTcF(90%信頼区間)(msec)
エスシタロプラム10mg/日4.3(2.2、6.4)
エスシタロプラム30mg/日注12)10.7(8.6、12.8)
モキシフロキサシン400mg/日9.2(7.7、10.7)
注12)本剤の承認用法及び用量は、1日1回20mgまでの経口投与である。
--------------------------表終了--------------------------

ノンアルコールビールなら大丈夫でしょうか? 9人の医師が回答 · レクサプロ服用中の養命酒

アルコール依存や日々のストレスによってうつ病になってしまった場合、一般的な精神科や心療内科であれば、抗うつ薬を服用して治療に取り組んでいくことになります。
しかし、抗うつ薬はネガティブなイメージもあるため、抗うつ薬の副作用が気になるという人も少なくありません。
ここでは抗うつ薬にはどのような種類が利用されていて、副作用にはどのような症状があるのかお伝えします。

アルコール依存症は、日々のストレスをお酒の力によって忘れてしまおうとすることによって生じる症状です。
もちろんアルコールによって、嫌なことや辛いことがなくなるはずはなく、むしろお酒の力を利用しているがためにストレスがさらに蓄積されてしまうこともあるでしょう。
この状況が続いてしまうと、自分自身の力でこのストレスを解消することや解決することが難しくなってきます。
抑うつ症状が続いてしまい、不安や不眠をお酒によって解消するというアルコール依存の悪循環が始まり、さらにはうつ病を併発させてしまうことにもなるのです。
アルコール依存症の中には、日々のストレスからうつ病になってしまい、うつ病に対する苦しみをお酒によって紛らわしてしまうという人も多く、うつ病からアルコール依存になってしまう人もいます。
実際、うつ病患者を調査してみると、健康被害の可能性が高い飲酒をしている人の割合は、一般の人よりも高い傾向にあります。
抑うつ傾向をアルコールによって紛らわせているという人であれば、注意が必要です。

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アルコール依存症になってしまう原因のひとつに、日々積み重なったストレスがあります。
会社や家族、生活上において嫌なことや辛いことが続き、その辛さを忘れるためにお酒の力を借りるようになります。
お酒を飲むことで気分が高揚してきます。アルコールの力によるものですが、血液中のアルコール濃度が高くなることで、脳が麻痺している状態にあるのです。
飲酒検問などにおいてアルコール濃度が測定されることがありますが、これは血液に溶け込んだアルコール濃度で判定するものです。
飲めば飲むほどその濃度は高くなり、それだけ脳が麻痺していると言い換えることもできます。
お酒を飲むことで脳が麻痺し、気分が高揚しますので、嫌なことや辛いことを一時的に忘れたような気分になれるのです。
しかしこれは間違いなく一時的なものであって、嫌なことや辛いことがなくなったわけではありません。そしてお酒の力を利用することがやめられなくなってしまいます。これがアルコール依存症の始まりです。

睡眠薬や精神安定剤など、即効性があって必要な時だけに使うお薬は、患者さん自身が飲まなくて大丈夫と感じるならば控えたほうが良いですし、中止できそうならその方が望ましいでしょう。


プラムシュウ酸塩(レクサプロ))、セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容 ..

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.痙攣(0.1%)〔9.1.7参照〕。
11.1.2.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、頭痛、集中力欠如、記憶障害、錯乱、幻覚、痙攣、失神等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
11.1.3.セロトニン症候群(頻度不明):不安、焦燥、興奮、振戦、ミオクローヌス、高熱等のセロトニン症候群があらわれることがあり、セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること(異常が認められた場合には投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと)〔2.2、10.1、10.2参照〕。
11.1.4.QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsadedepointesを含む)(頻度不明)〔2.3、2.4、7.2、8.7、9.1.1、10.1、10.2参照〕。
11.2.その他の副作用
1).全身症状:(5%以上)倦怠感、(1~5%未満)異常感、(1%未満)無力症、浮腫、熱感、発熱、悪寒、疲労、体重増加、体重減少。
2).過敏症:(1%未満)発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、(頻度不明)アナフィラキシー反応、血管浮腫。
3).精神神経系:(5%以上)傾眠(22.6%)、浮動性めまい、頭痛、(1~5%未満)あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性(いらいら感、焦燥)、(1%未満)アカシジア、睡眠障害、異常夢(悪夢を含む)、激越、不安、錯乱状態、躁病、落ち着きのなさ、錯感覚(ピリピリ感等)、振戦、リビドー減退、歯ぎしり、(頻度不明)パニック発作、精神運動不穏、失神、幻覚、神経過敏、離人症、ジスキネジー、運動障害、無オルガズム症。
4).消化器:(5%以上)悪心(20.7%)、口渇、(1~5%未満)腹部不快感、下痢、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘、(1%未満)腹部膨満、胃炎、食欲亢進、消化不良。
5).循環器:(1~5%未満)動悸、(1%未満)起立性低血圧、QT延長、(頻度不明)頻脈、徐脈。
6).血液:(1%未満)赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、白血球増加、血小板増加、血小板減少、鼻出血、(頻度不明)出血傾向(斑状出血、消化管出血等)。
7).肝臓:(1~5%未満)AST上昇・ALT上昇・Al-P上昇・γ-GTP上昇・ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常、(頻度不明)肝炎。
8).筋骨格系:(1%未満)関節痛、筋肉痛、肩こり、こわばり。
9).泌尿器・生殖器:(1~5%未満)排尿困難、尿蛋白陽性、射精障害、(1%未満)頻尿、尿閉、不正出血、勃起不全、射精遅延、(頻度不明)持続勃起症、月経過多。
10).その他:(1~5%未満)回転性めまい、耳鳴、多汗症、(1%未満)副鼻腔炎、味覚異常、脱毛、コレステロール上昇、血中ナトリウム低下、乳汁漏出、胸部不快感、寝汗、羞明、霧視、過換気、尿糖陽性、(頻度不明)視覚異常、散瞳、高プロラクチン血症。

・ チーズ、ビール、赤ワイン等、チラミンを多く含む飲食物を飲んだり食べたりす.

精神科のお薬も抗不安薬などには似た作用があります。アルコールは、効果の実感が強いため、精神的依存もしやすいので注意が必要です。

レクサプロ テリパラチドBS アダリムマブBS ペグフィルグラスチムBS

健康な人であっても、嫌なことや辛いことがあったときにお酒を飲みたいと感じることがあるのではないでしょうか。
ストレスを発散させるために飲酒して、飲み過ぎてしまった人も少なくないでしょう。
うつ病治療に取り組んでいる人にも、うつ病の症状が辛くてお酒を飲んでしまう人がいます。
治療で抗うつ薬を始めたとしても抗うつ薬の調整は大変難しく、なかなか思うように改善しないことも少なくありません。
そのため、治療に取り組んでいるのになぜ改善しないのだろうとイライラしてしまい、お酒を飲んでしまう人がいます。
お酒に含まれているアルコールは気分を高揚させる作用がありますので、一時的にうつ病の辛さを忘れることができるからです。
しかし、抗うつ薬を服用中にお酒を飲むことは、とても危険な行為です。
お酒を飲んでいる間はアルコールによって気分が紛らわせたように思うのですが、うつ症状をさらに強めてしまうことがあります。酔いによって一時的に気持ちが晴れたように思うのですが、酔いが醒めたときにその反動が現れてしまうのです。
さらにアルコールには、睡眠の質を低下させてしまう作用がありますので、うつ病治療を妨げることになってしまうのです。

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鎮静系抗うつ薬と呼ばれるお薬は、大きくアルコールの影響が出てしまうことがあります。具体的には、

・後発品エスシタロプラム錠 20mg「サワイ」と先発品レクサプロ

「お酒は飲んでも飲まれるな」と言いますが、お酒とは正しく付き合っていくことで、楽しく飲むことができるものです。
しかし、嫌なことや辛いことがあるとお酒を飲んで忘れてしまおうと、お酒に逃げてしまうことを考えてしまうことがあります。
多くの人はそのような経験を一度や二度はあるでしょう。
しかし、そのようなことが日常茶飯事となってしまったら?それはもはや楽しいお酒の飲み方や適切なお酒の飲み方とはいえません。
冒頭にも申し上げましたが、アルコール依存症からうつ病を発症させたり、うつ病からアルコール依存症を発症させてしまうことがあります。
つまり、うつ病とお酒は切っても切れない関係にあるといえます。
なぜうつ病とアルコールには深いかかわりがあるのでしょうか。

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しかし、肝機能障害がおこる手前までは、むしろ肝機能が亢進し、アルコールが血中にないときの薬の分解は早くなり、お薬の血中濃度は不安定になっていきます。

ン等)との併用には注意すること。[チトクローム P‐450 2D6 及.

うつ病治療においては、一般的に抗うつ薬が用いられます。うつ病の患者さんが増えるにつれて、使われる薬もどんどん増えています。
特に1999年からSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と呼ばれる薬が多く活用されるようになり、その中でもレクサプロやジェイゾロフトといったSSRI薬がよく使われるようになりました。
しかし、すべてのうつ病患者に効果があるわけではなく、また調整が難しいことから、抗うつ薬の服用中にめまいや吐き気などの副作用に悩まされることもあります。
さらに、抗うつ薬の調整を行うだけでも数週間から数カ月を要することもあり、その期間はうつ病の辛さと副作用を感じながら薬を飲み続けなければなりません。
その辛さから逃れるために、お酒を飲んでしまうようです。
うつ病の患者さんを調査してみると、健康被害の可能性が高い飲酒をしている人の割合は、一般の人よりも高い傾向にあります。
しかし、抗うつ薬服用中にお酒を飲むことは、たいへん危険であるということを認識しておかねばなりません。
アルコールによって、抗うつ薬の作用を低下させてしまうことや、増強させてしまうこともあります。抗うつ薬の作用が強くなってしまうと、それだけ副作用が強く現れてしまうこともあるのです。
副作用の辛さから逃れるためにさらにお酒を飲んでしまい、アルコール依存症になってしまうことも珍しくありません。アルコールには依存性があるために、危険であることが分かっていても、酔いによって判断力が低下し、さらに飲み続けることになってしまうのです。

平成21年度6月に改正薬事法が施行され、一般用医薬品はリスクにより第1類、第2類、第3類の3つに分類されました。

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)の患者〔10.1、11.1.3参照〕。
2.3.ピモジド投与中の患者〔10.1、11.1.4、16.7.2参照〕。
2.4.QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)[心室頻拍(torsadedepointesを含む)、心電図QT間隔の過度な延長を起こすことがある]〔8.7、11.1.4参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること〔5.1、8.2-8.4、9.1.3、9.1.4、15.1.1参照〕。
8.2.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等があらわれることが報告されている。また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されているので、患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪/精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪等が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行うこと〔5.1、8.1、8.3、8.4、9.1.3-9.1.6、15.1.1参照〕。
8.3.自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること〔5.1、8.1、8.2、8.4、9.1.3、9.1.4、15.1.1参照〕。
8.4.家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること〔5.1、8.1-8.3、9.1.3-9.1.6、15.1.1参照〕。
8.5.眠気、めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。
8.6.投与中止(突然の中止)により、不安、焦燥、興奮、浮動性めまい、錯感覚、頭痛及び悪心等があらわれることが報告されているので、投与を中止する場合には、突然の中止を避ける(患者の状態を観察しながら徐々に減量すること)。
8.7.本剤投与によりQT延長がみられていることから、心血管系障害を有する患者に対しては、本剤の投与を開始する前に心血管系の状態に注意を払うこと〔2.4、7.2、9.1.1、11.1.4参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.QT延長を起こすリスクのある患者〔7.2、8.7、10.2、11.1.4参照〕。
(1).著明な徐脈等の不整脈又はその既往歴のある患者。
(2).うっ血性心不全の患者。
(3).低カリウム血症の患者。
9.1.2.CYP2C19の活性が遺伝的に欠損している患者〔7.2、16.1.1、16.1.2、16.5、16.6.4参照〕。
9.1.3.自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者:自殺念慮、自殺企図があらわれることがある〔5.1、8.1-8.4、9.1.4、15.1.1参照〕。
9.1.4.躁うつ病患者:躁転、自殺企図があらわれることがある〔5.1、8.1-8.4、9.1.3、15.1.1参照〕。
9.1.5.脳器質的障害又は統合失調症素因のある患者:精神症状が増悪することがある〔8.2、8.4、9.1.6参照〕。
9.1.6.衝動性が高い併存障害を有する患者:精神症状が増悪することがある〔8.2、8.4、9.1.5参照〕。
9.1.7.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者:痙攣発作を起こすことがある〔11.1.1参照〕。
9.1.8.出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある患者:出血傾向が増強するおそれがある〔10.2参照〕。
9.1.9.閉塞隅角緑内障の患者:眼圧上昇を起こし、症状が悪化するおそれがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1.高度腎機能障害のある患者:本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある〔16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)
肝機能障害患者:本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある〔7.2、16.6.2参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.5.1.生殖発生毒性試験(ラット)において、臨床曝露量を超える高い曝露により胎仔毒性(胎仔体重減少、胎仔骨化遅延)及び出生仔死亡率増加が認められた。なお、動物実験(ラット)において、催奇形作用は認められていない。
9.5.2.本剤のラセミ体であるシタロプラムの生殖発生毒性試験(ラット)において、心血管系異常を有する胎仔数増加が認められたが、再試験においては認められなかった。
9.5.3.妊娠末期に本剤あるいは他のSSRI、SNRIを投与された妊婦から出生した新生児において、入院期間の延長・呼吸補助・経管栄養を必要とする離脱症状と同様の症状が出産直後にあらわれたとの報告がある(臨床所見としては、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、易刺激性、持続性の泣きが報告されている)。
9.5.4.海外の疫学調査において、妊娠中に本剤のラセミ体であるシタロプラムを含む他のSSRIを投与された妊婦から出生した新生児において、新生児遷延性肺高血圧症のリスクが増加したとの報告がある。このうち1つの調査では、妊娠34週以降に生まれた新生児における新生児遷延性肺高血圧症発生のリスク比は、妊娠早期の投与では2.4(95%信頼区間1.2-4.3)、妊娠早期及び後期の投与では3.6(95%信頼区間1.2-8.3)であった。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
9.7.1.小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.7.2.海外で実施された6~17歳の大うつ病性障害(DSM-4における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において、6~11歳の大うつ病性障害患者で有効性が確認できなかったとの報告がある〔5.2参照〕。
(高齢者)
用量に留意して、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(高齢者での薬物動態試験で、血中濃度が高い傾向が認められている)〔7.2、16.6.3参照〕。
(相互作用)
本剤は主にCYP2C19で代謝され、CYP2D6及びCYP3A4も代謝に関与している〔16.4.1参照〕。
10.1.併用禁忌:
1).モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤<リネゾリド・メチルチオニニウム以外>(セレギリン塩酸塩<エフピー>、ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>、サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔2.2、11.1.3参照〕[セロトニン症候群があらわれることがあるので、MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後14日間以内の患者には投与しないこと(また、本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合には、14日間以上の間隔をあけること)(セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まると考えられる)]。
2).ピモジド〔2.3、11.1.4、16.7.2参照〕[本剤のラセミ体であるシタロプラムとピモジドとの併用により、QT延長が発現したとの報告がある(機序は不明である)]。
10.2.併用注意:
1).セロトニン作用薬(トリプタン系薬剤(スマトリプタンコハク酸塩等)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤、セロトニン前駆物質含有製剤(L-トリプトファン含有製剤)又はセロトニン前駆物質含有食品(L-トリプトファン含有食品)等、トラマドール塩酸塩、リネゾリド、炭酸リチウム、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’sWort)等)〔11.1.3参照〕[セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと(本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強することがある)]。
2).メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー>〔11.1.3参照〕[セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので、これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと(メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強される)]。
3).三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩、クロミプラミン塩酸塩、ノルトリプチリン塩酸塩等)、フェノチアジン系抗精神病剤、リスペリドン、ブチロフェノン系抗精神病剤(ハロペリドール)、抗不整脈剤(フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩)〔16.7.1参照〕[これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、これらの薬剤を減量するなど注意すること(本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害することによると考えられる)]。
4).β遮断剤(メトプロロール酒石酸塩)〔16.7.1参照〕[メトプロロールの血中濃度が上昇するおそれがあるので、メトプロロールを減量するなど注意すること(本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害することによると考えられる)]。
5).シメチジン〔16.7.1参照〕[本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること(シメチジンが本剤の代謝酵素を阻害することによると考えられる)]。
6).オメプラゾール、ランソプラゾール、チクロピジン塩酸塩〔16.7.1参照〕[本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること(これらの薬剤が本剤の代謝酵素であるCYP2C19を阻害することによると考えられる)]。
7).ワルファリンカリウム〔16.7.2参照〕[本剤のラセミ体であるシタロプラムとワルファリンとの併用により、ワルファリンのプロトロンビン時間が軽度延長<約5%>したとの報告があるので、本剤の投与を開始もしくは中止する場合は、プロトロンビン時間を慎重にモニターすること(機序は不明である)]。
8).出血傾向が増強する薬剤(非定型抗精神病剤、フェノチアジン系抗精神病剤、三環系抗うつ剤、アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤、ワルファリンカリウム等)〔9.1.8参照〕[出血傾向が増強することがある(SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強することがある)]。
9).アルコール(飲酒)[本剤服用中は飲酒を避けることが望ましい(他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている)]。
10).QT延長を起こすことが知られている薬剤〔9.1.1、11.1.4参照〕[QT延長を起こすおそれがある(併用によりQT延長作用が相加的に増強するおそれがある)]。
(過量投与)
13.1.症状
海外において、本剤1000mgを超える過量投与が報告されている。また、本剤を過量投与した患者において、死亡例が海外で報告されている(主な症状として、中枢神経障害(めまい、振戦、不安、焦燥、興奮、セロトニン症候群、痙攣、昏睡)、胃腸障害(悪心・嘔吐等)、心血管障害(低血圧、頻脈、QT延長、不整脈)、電解質及び水分バランス異常(低カリウム血症、低ナトリウム血症)等が報告されている)。
13.2.処置
過量投与時、特異的な解毒剤は知られていない。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
15.1.1.海外で実施された大うつ病性障害等の精神疾患を有する患者を対象とした、本剤を含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において、24歳以下の患者では、自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤投与群でプラセボ群と比較して高かった。なお、25歳以上の患者における自殺念慮や自殺企図の発現のリスクの上昇は認められず、65歳以上においてはそのリスクが減少した〔5.1、8.1-8.4、9.1.3、9.1.4参照〕。
15.1.2.主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で、骨折のリスクが上昇したとの報告がある。
15.1.3.海外で実施された臨床試験において、本剤を含む選択的セロトニン再取り込み阻害剤が精子特性を変化させ、受精率に影響を与える可能性が報告されている。
15.2.非臨床試験に基づく情報
15.2.1.ラット反復投与毒性試験において、本剤投与後に、心毒性(心筋炎に基づくうっ血性心不全)による死亡が認められている。心毒性は本剤のCmaxに依存して発現するものと考えられ、発現の閾値におけるラット及びヒト曝露量の乖離は約8倍と推察されている。
15.2.2.ラット反復投与毒性試験において、本剤投与後に、肺リン脂質症、精巣上体リン脂質症及び副腎リン脂質症に関連する所見(光顕的に認められる泡沫状肺胞マクロファージの集簇及び細胞空胞化)が認められ、これらの所見はヒトにおける曝露量よりも低い曝露量より認められた(休薬により、リン脂質症に関連する所見は回復した)。
(保管上の注意)
室温保存。