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Dream On
#NowPlaying

続く、みんな大好きラス・バラードも実はめちゃめちゃ良い曲だし(実はって(笑))。あの時代、猫も杓子…もとい、大物たちがこぞってカバーしとりましたもんね。最初は「コレ入れる必要あるん?」て思うたけど、さっきの突然ふっきれた日からマーク・フリーの歌がええなぁと(笑)それとツインリードギターね、1stとは音色も雰囲気も違うけどキング・コブラの唯一とも言える音楽的特徴じゃと思うから。

それでも、別にこの曲なくとも十分通用するほど良い曲揃いじゃと思うんですけどね。この手の曲の採用は売れてナンボって気がしないでもないです。(否定しよるわけじゃないです念のため)


King Kobra - Dream on





アルバム前半はメタルの「メ」の字も感じさせん、ほんまに良質なハードポップAOR(そんなジャンルあるん?笑)じゃと思います。REOスピードワゴンとかサバイバーとか、あとFMエディ・マネーあたりもいろいろ思い浮かびます。まぁそんな感じ。

勝手に区分けすると、レコードのA面はAORサイドで、B面はハードロックサイド。1枚のアルバムに収めるには幾分難ありそうな・・・て言うかもったいない、A面、B面それぞれの趣向でフルアルバム1枚ずつ作って欲しかったなと。




06.


CD-OFFSALE!。キング・コブラ/街角のスリル (初回限定) 【CD】

Party Animal







繰り返し聴き込んでいくことで自分的名盤に様変わりする俺のあるあるアルバム。

と言うのも当時、初めてこのアルバム聴いた時は「なんじゃこれ!?」でしたから(笑)自分だけじゃなくおそらく1stアルバムに魅了された多くのキングコブラファンがそう思うたことでしょう。最初からこの2ndアルバムに魅了された人にとっては、おそらくこれ以外のアルバムが「なんじゃこれ!?」なんでしょうけどね(笑)

この変化はブラック・アンド・ブルーの2ndどころの話じゃありません。レインボーだって間に「ダウン・トゥ・アース」挟んでの「アイ・サレンダー」でしたし、KISSにしても「地獄からの脱出」を経ての「仮面の正体」でしたから。クイーンにしても「フラッシュ・ゴードン」からの自然な流れで「ホット・スペース」…もういい(笑)

これまで「アルバム毎に音楽性が変化するのもカーマイン・アピスのソロプロジェクトと考えれば…」なんて豪語してきましたが、それすらも思わせん変わりよう。聴き始めてしばらくはカーマインが叩いとることすら忘れてしまうほど。1stから下ろうと3rdから遡ろうと印象は変わらずです。ただし、逆にこの2ndから続けて3rdを聴くと結構すんなり繋がるんですよね(笑)




01.

Overnight Sensation
#NowPlaying

で、いよいよこの曲ですが、死ぬほど好きな曲です(死なんけど)80年代LAメタル勢の数ある名曲たちの中でも群を抜いてハイクォリティな曲ではないかと。あくまで私見ですけどね。1stのあの曲をモダンに進化させたような感じ。もちろん「Ready to Strike」のことですが。マークの歌声がおんなじなんですよ。当たり前じゃけど(笑)

イントロから歌に入って、サビ、間奏を経てアウトロの最後の一音まで、歌もギターもアレンジもたまらなくドラマチック。カーマインのドラムも最初はおとなしめで、曲中1コーラス毎に少しずつ手数多くなっていく様が面白いです(笑)


King Kobra - Overnight Sensation (Remastered)




この曲だけじゃなく、ここから怒涛の3曲、間髪入れず畳み掛けるようなハイテンションで一気にラストまで(日本語おかしい)
途中コール&レスポンスを想定したような「Raise Your Hands to Rock」は2コーラス目の「Wooo~」が何気にツボだし、ブルースハープ出てきたりオーディエンスの歓声SEまでインサートされる「Party Animal」はAメロバックのギターの単音リフがツボだったりします。すみません、いつも妙なところにツボります(笑)

ここまでずっとマークの歌を邪魔せず、バックバンドのドラミングに徹してきたのに、突然プッツン切れたようにカーマインのドラミングが炸裂するとこが面白い。我慢できんかったんでしょうね(笑)ビルボードLIVEあたりでショーを観よるような楽しさがここにあります(笑)



ラストまで聴き終えて、続けて1曲目からリピートするとこれがまた格別なんですよ。ライヴパーティ終わって余韻に浸る間もなく、「あーまだ聴いていたい」と思う衝動を少し叶えてくれるんですよ(笑)それから少しクールダウンしていき、後半で再びハイテンションに。この繰り返し(笑)

個々の演奏もさることながら、1st以上にマーク・フリーの歌を聴かせるアルバムには違いないですがね。



THRILL OF A LIFETIME / 街角のスリル/KING KOBRA/キング・コブラ

22が世界初となります。

前回の記事でも書きましたが、ヴァニラ・ファッジ や カクタス、ベック・ボガート & アピスのドラマーとして知られるCarmine Appiceが無名の若手を集めて結成したL.A.メタルバンド。
ヴォーカルは前作に引き続きMark Free(のちのMarcie Free)です。プロデューサーも前作に引き続きQUIET RIOT や KICK AXE を手掛けたことで知られるSpencer Profferが担当。

L.A.メタルの名盤であるデビューアルバム「レディ・トゥ・ストライク」に比較して、かなりと言うか物凄くポップ感が増した作風になっています。
商業的に成功を収められなかった前作からの反省みたいですが、かなりレーベルからの圧力等有ったようです。いずれにせよ一先ず本作でバンドはレーベルからドロップアウトすることになります。
Carmine Appiceはバンドの存続を望んでいたようで、すぐにバンド体制を立て直し次作への準備は進めていたいようです。

キーボードが前面に出てキラキラした楽曲は増えてはいるものの、実はこの手のサウンドの方がMark Free(のちのMarcie Free)の声質には非常に馴染んでいる様に思います。
1stのサウンドを期待した人は少しガッカリするかもしれませんが、これはこれで非常に完成度高い名盤だと思います。

1stよりも若干レア度が高く、人気の作品なので中古市場価格も少し高いです。
2020年に「入手困難盤復活!!HM/HR 1000」シリーズで再発もされているので最近は中古市場価格も落ち着き始めている印象です。

AKB36


国内盤(JPN Press)■

帯付き(w/OBI)■ ECS-81754
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King Kobra Thrill Of A Lifetime

キング・コブラ


街角のスリル


ハードロック ヘヴィメタル HR/HM
Hard Rock Heavy Metal 80s
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●中古LPアナログレコードです●
Used Vinyl Record
■(CDではありません)■ 33rpm
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キング・コブラ/街角のスリル : HR/HM廃盤ハンターの猟盤日記

King Kobra = キング・コブラ – Thrill Of A Lifetime = 街角のスリル