エピデュオ)、アダパレン(ディフェリン、エピデュオ)、トレチノインを使用した方 ..


アダパレンは毛穴の角質生成そのものを抑制することで、結果的に毛穴のつまりを取り除いていきます。過酸化ベンゾイルは詰まっている角質を非常に薄く剥がしていきます。この両成分を含むため、エピデュオは白ニキビ・黒ニキビ・微小面ぽうという毛穴のつまり(ニキビ予備軍)に有効です。さらに過酸化ベンゾイルに抗菌作用があるため、赤ニキビにも効果がありマルチに使いやすい薬です。ただし、赤ニキビのように内部で炎症が起こっている場合には、抗菌剤を併用した方がより効果的です。

発売前の臨床試験では12週間塗布することで総ニキビ数が82%減少しています。アダパレン・過酸化ベンゾイル単体ではそれぞれ68.6%・81.6%の減少率であるため、それぞれ単体よりもエピデュオの方が有効性が高いことがわかります。
効果が出るまでの期間は同時に使う内服・外科治療にも左右されますし、個人差もあります。すぐに効果が出ないからといって自己判断で中断してしまうと、かえって悪化することもありますので注意してください。

エピデュオは夜寝る前に1回塗布するお薬です。基礎化粧品との順番は大体、
①化粧水→ゲル(ゲル状の保湿剤や美容液、エピデュオなど)→保湿クリーム
②化粧水→保湿ローション→エピデュオ
のどちらかが一般的ですが、エピデュオを塗る範囲や基礎化粧品のテクスチャ(ローション・乳液・クリームなど)により順番が変わります。また、エピデュオと同時に保湿剤も処方された場合は、基礎化粧品を一部中断する必要もあります。誤った順番で塗布するとエピデュオや基礎化粧品の吸収が低下する可能性がありますので、医師によく確認することが大切です。

エピデュオを使う上で最も重要なこと、それは「妊娠中は使用不可」という点です。
主成分のアダパレンは、動物実験において奇形の報告があります。動物実験では他にも乳汁へ移行することが確認されているため、授乳中の人も避けることが望ましい薬です。


ベピオゲルは妊娠中でも使える · ディフェリンゲルは色素沈着にも効果が期待できる · 肌荒れの症状が違う.

最も多く起こる副作用は、患部のかゆみ・赤み・乾燥・皮むけです。特に使用開始1~2週間程度はピリピリした刺激・赤みが出やすい時期です。エピデュオは患部を薄く剥がす作用があるため、乾燥や皮むけはどうしても起こってしまいます。基礎化粧品を高保湿なものに変えるなど工夫が必要になることが多くあります。同様の作用から日焼けするとシミになりやすくなりますので、エピデュオを使用している間は日焼け防止の徹底をおすすめします。
またエピデュオを使用中、皮膚炎を起こすことがあります。単純な赤みではなく、強い痒み・熱感・腫れを伴う場合は使用を中断し医師に相談してください。
その他稀にではありますが、水疱・ヘルペス・コレステロール量の変動などが報告されています。違和感があれば、我慢せず病院に連絡してください。

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体を含む飲み薬です。一般的なニキビ治療を年単位で行っても治らないような、重症のニキビの治療に使われることがあるお薬です。

日本では未発売ですが、エピデュオ・フォルテ(アダパレン0.3%+過酸化 ..

同じレチノイドであるレチノールとトレチノインですが、その違いは何なのでしょうか?下記の表に簡単にまとめました(肌のクリニックまとめ)。

なお、アダパレン、ベピオ、エピデュオはいずれもニキビの治療薬であり、併用すると副作用のリスクが上がるため、併用はできません。

ホルモン治療薬(スピロノラクトン)とイソトレチノイン治療との違いとは? ..

妊娠中の女性がイソトレチノインを服用していると、胎児の先天異常、奇形、流産、早産、死産の危険性が極めて高くなると言われています。そのため、妊娠中や、妊娠を計画している方は服用しないでください。

※当院は予約制を取っておりませんが、イソトレチノイン希望の方は優先的に診療しており、待ち時間の短縮に努めております。未成年の場合は必ず法定代理人(親権者)の同意が必要ですので、受診当日の法定代理人の同伴が必須となります(初回のみ)。
ニキビの最高の治療法は間違いなくイソトレチノイン内服です。従来の保険治療ではニキビは必ず再発します。当院では軽度~中等度であっても(重症でなくても)希望があれば積極的に治療しています。保険治療で何年もニキビの再発に悩まされるくらいなら、多少の費用がかかっても短期間でサッサと完治させた方が良い、というのが当院の基本的な考え方です。長い目で見れば安上りです。「保険治療で効果不十分の場合に限る」「重症でなければ処方できない」という考えではありません。自由診療のメリットを最大限活用するのが良いです。予約は不要です。初回は30日分処方します。次回以降は60日分の処方が可能です。当院では最大限の効果をあげるための使用法を提示し、再発率をできるだけ低くすることを目指します。また重症ニキビの患者さんは粉瘤やケロイドを併発していることも多く、当院で外科的切除を行うことも可能ですし、熟練した形成外科医をご紹介することもできます(保険適応あり)。

ニキビ治療薬には、エピデュオのほかにベピオゲルやディフェリンなどがあります。それぞれの違いは以下の通りです。

〇・・・ベピオとディフェリンの合剤。現時点で日本の保険診療内のニキビ薬でピーリング力は最強。上記(1)~(3)に効果あり

また、そもそも処方箋なしで医療用医薬品を販売するウェブサイトは違法であり、利用するのは非常に危険です。そのため、イソトレチノインを扱っている病院を受診しましょう。


大きな違いは、ディフェリンゲル0.1%は白いニキビにしか効果がないと言うことです ..

ほぼ同じだと思われがちですが、よく考えてみると両者は異なることに気がつきます。重症ニキビに対してベピオゲルやデュアックゲルなどの標準治療を適切に行えば、それなりの効果が得られ、やがて軽度~中等度の症状に落ち着きます。しかし、そこからなかなか良くならず治療が長期におよぶ場合があります。つまり症状は軽度~中等度であるが、難治性のニキビというわけです。そのようなケースではやはりイソトレチノイン内服が推奨されます。重症でなければ適応外などという保険診療にありがちな処方制限がないのが自由診療のメリットです。

にきび *阪急西宮ガーデンズ皮フ科スキンクリニック* | トピックス

また、トレチノイン0.2~0.4%とハイドロキノン5%を併用した試験で、乳首と乳輪の黒ずみを改善させたと報告されています9

ディフェリンと違いアクネ菌の殺菌作用もある。衣服などに付着すると ..

治療ガイドラインでは、アダパレン(ディフェリン)、ベンゾイル(ベピオ)、またはそれらの合剤(エピデュオ)、が維持期の治療として最も推奨されています。

イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。 ..

保険診療によるニキビ治療でなかなか効果の得られない重症なニキビにはイソトレチノインの内服薬(飲み薬)による治療を導入しています。欧米などの海外ではニキビ診療の標準的治療薬として使用されていますが、日本では保険診療の適応外になりますので自費診療での処方になります。イソトレチノインは重症のニキビや慢性に繰り返すニキビに対して皮脂の分泌を抑え、皮脂腺そのものを小さくすることで効果のある飲み薬で長期的な寛解を期待できる効果もあります。まれな副作用として肝障害や高脂血症がみられることがありますので飲み薬(内服)の開始時と1ヵ月後・増量による用量変更時には採血検査を行います。内服後に顔、唇などのガサガサ、刺激症状を生じることがありますので保湿剤との併用をお勧めしています。注意点としては、女性の場合は妊娠中・妊娠の可能性がある方は内服できず、内服終了後は半年間の避妊が必要になり、男性の方は1ヵ月の避妊が必要になります。また、最終の服用日から6ヵ月間、献血はできません。なお、女性は15歳以上、男性は18歳以上で身長の伸びがある程度おさまった方に処方しています。重症なニキビにも効果の高い治療法ですが、副作用の可能性がある内服薬のためしっかりと定期的な診察が必要となるお薬になります。

男性であればホルモン療法が適応外なのでイソトレチノイン療法を考慮。

トレチノインは、前述の毛穴を詰まりにくくする作用や、炎症を鎮める作用、皮脂の分泌を抑制する効果もあるため、ニキビをできにくくします10

なお、アダパレン、ベピオ、エピデュオはいずれもニキビの治療薬であり ..

『毛穴が空いていない白ニキビ』には、アダパレン(ディフェリン)、ベンゾイル(ベピオ)、それらの合剤(エピデュオ)、ベンゾイルとクリンダマイシンの合剤(デュアック)、が有効とされています。

ディフェリンとエピデュオに含まれるアダパレンは、お肌の細胞が角質になる ..


ニキビ跡の赤みに関しては、新しいニキビさえできなくなれば、その大部分が何もしなくても自然にキレイになっていきます。
ですので、重要なのは新しいニキビが発生しなくなるように治療することで、ニキビの発生を抑えられていないうちからニキビ跡治療を始めるのは、あまり意味のないことと言えます。
イソトレチノインの内服をご希望のお客様に対しても、「赤みは何もしなくてもかなり良くなるので、最終的に残った部分があれば、治療を考えましょう。」とお伝えしています。

過酸化ベンゾイル+アダパレン配合ゲル(エピデュオ); その他保湿剤(ヒルドイドなど)

ディフェリンとエピデュオに含まれるアダパレンは、お肌の細胞が角質になることを抑えることで、角質層を薄くし、毛穴のつまりを改善させます。
ベピオ、デュアック、エピデュオに含まれる過酸化ベンゾイルは、1)角質層を剥がす作用、2)ニキビ菌の殺菌作用、この2つの作用でニキビを改善に導きます。

ゼオスキンヘルス製品は、その使用方法で副反応の強さや効果が全く違います。 ..

ニキビの再発は非常に悩ましい問題です。初期段階である微小面皰を治療することで再発を抑えることができます。それが可能な薬剤は過酸化ベンゾイルとアダパレンの2つのみです。商品名ではベピオ、ディフェリン、デュアック、エピデュオです。これらの外用薬は診療ガイドラインでも取り上げられているニキビの標準治療薬ですが、外用をやめてしまえば必ず再発してしまいます。実際に何年も皮膚科クリニックに通院しても、ニキビが完治しない患者さんがたくさんいます。

エピデュオなどの保険のお薬ではニキビ跡は治すことができません。保険適用外の ..

当院では患者さんの状態によって、鼻の毛穴や黒ずみ治療に、2ヶ月ほどトレチノイン・ハイドロキノン療法を行い、その後レーザー治療を行っています。

もし、あたなも「エピデュオのような治療薬や、効果的な治療をくり返して ..

エピデュオは皮膚の刺激が強いため、まずはベピオ単剤や、ディフェリン(アダパレン)単剤による治療を先に行ってからエピデュオを使うことになっています(エピデュオの添付文書より)。

ホルモン治療薬(スピロノラクトン) | 錦糸町皮膚科内科クリニック

また、補助的な治療として漢方の飲み薬(荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)など)もニキビ治療選択肢のひとつとして有効です。炎症を伴って袋状に盛り上がって腫れた囊腫性のニキビには、ステロイド(ケナコルト)の局所注射も有効です。
炎症が改善した後の「維持期」には抗菌薬を含まないディフェリン、ベピオ、エピデュオの塗り薬が推奨されます。また、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)などの漢方も補助的治療として有効です。

「アダパレン0.1%」よりも「トレチノイン0.05%」の方が強いという報告があります[J Dermatolog Treat

一方でイソトレチノインは皮脂腺を退縮させる作用があるため、再発を抑えることができ、かつ再発しても症状は軽度で済みます。ただし、再発率は文献によってかなりのばらつきがあるためあまり参考になりません(そもそも再発をどのように定義すべきかという問題があります。定義が変われば再発率も変わります)。再発率はイソトレチノインの投与量、投与期間、併用薬の有無、重症度、年齢、性別など様々な要素が関与するため一概には言えませんが、おおむね30%程度と考えておけば良いでしょう。Quéreuxらは再発率が高くなる患者背景として、年齢が若いこと、家族歴があること、胸や背中にもニキビがあることを挙げています(文献1)。これらに該当する場合には投与量を多くすることが望まれます。なお、最新のメタアナリシスによれば再発率を下げるにはイソトレチノインは低用量ではなく、通常量が推奨されています(文献2)。

2種類あると思うのですが違いがわからず どちらを買おうか悩んでいます。 ..

海外では中等度~重度のニキビに対するイソトレチノインは第一選択として位置づけられおり、世界のスタンダードなのです。すでにお気づきのように日本のニキビ治療は海外に比べて大きく遅れています。当院でイソトレチノインを希望される患者さんの重症度はそれほど高くはない印象です。むしろ中等度で再発率の低い治療を希望される方が多いようです。難治性ニキビはもちろん、治療満足度が低い場合にも有力な選択肢です。当院ではマニュアル通りに処方するのではなく、イソトレチノインの最適な内服量や使用法を提示します。また副作用を軽減させるための対策も説明します。