[PDF] 日本ジェネリック 2022年6月薬価基準収載 製品一覧
厚生労働省は3月4日、4月1日に実施する2022年度薬価改定を告示しました。改定率は医療費ベースでマイナス1.35%(うち、市場実勢価格などに基づく通常の改定部分がマイナス1.44%、不妊治療の保険適用対応分がプラス0.09%)で、通常の改定部分を薬剤費ベースに換算すると6.69%の引き下げ。薬剤費はおよそ10兆円なので、今回の改定で6000億円を超える市場が失われることになります。
アレグラ (サノフィ), アレグラ錠30mg (先発品), 24.3円/錠
今回の改定では、いわゆる「G1」の前倒しルールが初めて適用されます。G1は後発品参入から10年たった時点で置き換え率が80%以上の長期収載品を段階的に後発品と同じ価格まで引き下げるルールですが、2年前の薬価制度改革で後発品発売から10年経過していなくても置き換え率が80%に達したら前倒しで適用できるルールを導入。今回、前倒しの対象となった18成分54品目には、ARB「ブロプレス」「ディオバン」「オルメテック」や高コレステロール血症治療薬「クレストール」、抗アレルギー薬「キプレス/シングレア」「アレグラ」などが含まれ、30%超の引き下げを受ける品目も少なくありません。
大日本住友製薬は、GLP-1受容体作動薬「トルリシティ」(製造販売元は日本イーライリリー、22年3月期売上高予想339億円)が市場拡大再算定で11.1%の引き下げ。大日本住友は、糖尿病治療薬「シュアポスト」や抗菌薬「アムビゾーム」も新薬創出加算の返還対象になりました。
アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
GLP-1受容体作動薬は今回の改定で販売中の注射剤8製品すべてが市場拡大再算定の対象となり、大日本住友製薬や日本イーライリリーのほか、ノボノルディスクファーマ、アストラゼネカ、サノフィも影響を受けます。
子供から大人まで、昔からたくさん使われてきた薬です(15歳未満のお子さまは市販薬ではなく病院で処方してもらいましょう)。
眠気が少ないため、日中の眠気が気になる方にはオススメです。
ジェネリックもあるため価格をおさえることができます。
軽いアレルギー症状であれば十分に効果があります。
強い効果をもとめる方は、ほかの薬を検討してもよいかもしれません。
1日2回内服するため、飲み忘れにはご注意を。
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「SANIK」 | 日医工株式会社
大鵬薬品とMeijiは、ビラノアの情報提供活動および販売を引き続き両社で行い、アレルギー性疾患治療において、患者さんと医療に携わる方々により一層貢献できるよう努めてまいります。
4月に行われる2022年度薬価改定で大きな影響を受けそうな企業はどこなのか。各社が主力とする製品の薬価引き下げ幅を見てみました。
[PDF] 薬効・薬価リスト令和3年版 追補情報(令和3年12月)
アレグラと違い、アレジオンは1日1回のめばOKです。
寝る前に飲めば1日効果があります。
効果はしっかり期待できます。
個人差がありますが眠気が気になる方は、ほかの薬を検討しましょう。
ファエス・ファルマ社は、スペインの医薬品業界のリーディングカンパニーの一つであり、新薬の開発、製造および販売に注力しています。また、ポルトガル、ラテン・アメリカおよびアフリカにも強力なプレゼンスを持つとともに、ビラスチンを中心に国際化に向け邁進しています。ファエス・ファルマ社の詳細については をご参照下さい。
ルパフィン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
抗ヒスタミン薬以外のカテゴリでは、気管支喘息などの治療に使われていた抗体医薬「ゾレア」(オマリズマブ、ノバルティスファーマ)が19年12月にアレルギー性鼻炎の適応を取得。既存治療で効果不十分な重症または最重症の患者に限って使えるようになりました。ただ、使用はあまり広がっておらず、ノバルティス推定の処方患者数は20年が約1200人、21年が約3000人、22年が約3400人と増えていません。花粉の飛散が少ない年ではありましたが、価格が高いこともネックになっているとみられます。
アレルギー用薬 · 抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤) · ルパフィン錠10mg ..
ゾレアは花粉症治療薬としては初の抗体医薬で、ほかの抗アレルギー薬に比べて薬価が高いことから、20年4月の薬価改定で再算定によって37.3%の薬価引き下げを受けました。厚生労働省が引き下げの根拠としたのは「投与患者数は最大で5万人以上」との予測ですが、実際の処方数とは大きな隔たりがあります。ノバルティスの当時の試算では、投与患者数は最大で1万3000人程度でした。今後、花粉の飛散が極めて多い年があったとしても5万人を超える患者に処方される可能性は低いように思われます。長期的に見ても、薬価引き下げ分をアレルギー性鼻炎での売り上げで埋めるのは難しいかもしれません。
例えば、よく知られた「アレグラ」という薬。 ドラッグストアで1箱(14 ..
市場全体を見渡すと、抗アレルギー薬には多くの成分で後発品の浸透が見られます。厚労省のNDBオープンデータ(20年4月~21年3月)によると、処方金額が最も多いのは165億円のビラノアですが、これに次ぐのはロイコトリエン受容体拮抗薬「キプレス/シングレア」のオーソライズド・ジェネリック(AG)である「モンテルカスト『KM』」(キョーリンリメディオ)。後発品としては、「フェキソフェナジン塩酸塩『SANIK』」(日医工、先発品はアレグラ)や「ベポタスチンベシル酸塩『タナベ』」(ニプロ、先発品はタリオン)も処方金額で上位に入っていますが、これらもAGです。