【Q】フェキソフェナジンと酸化マグネシウム単剤の相互作用は? ..
腎機能障害や肝機能障害があっても使用しやすいです。他の抗ヒスタミン薬は「腎(もしくは肝)機能障害がある場合は慎重に投与するように」といった注意書きがあるものが多いですが、アレグラにはいずれもありません。アレグラは腎臓で代謝されるため腎機能障害がある場合は減量して投与しますが、いろいろな合併症が疑われる場合でも比較的処方しやすいお薬ということができます。
25) QTc 間隔延長の可能性に関する検討(アレグラ錠:2000 年 9 月 22 日 ..
頻度は高くありませんが、アレグラを内服することによって生じる副作用も報告されています。強いアレルギーであるアナフィラキシー反応や、ショック、肝機能障害、白血球数の減少、頭痛、眠気、疲労、倦怠感、めまい、不眠、神経過敏、嘔気、嘔吐、口渇、腹痛、 下痢、消化不良など、その症状は多岐に渡ります。アレグラを飲み始めてから体調に異変を感じた場合にはそれ以降の内服を中止して、処方をもらった病院まで早めにご相談ください。
制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)とアレグラを同時に内服すると、アレグラの効果が弱まる可能性があります。
酸化マグネシウムとの服用時間を2時間ほどあければ大丈夫です。 アレグラは1日2回朝食後、寝る前、
酸化マグネシウムをはじめとした金属カチオン含有制酸剤は、胃・腸管からほとんど吸収されないため消化管内に長く残存する。酸化マグネシウムによる胃内pHの上昇時は、鉄剤の溶解性が低下し高分子鉄重合体が形成されるため、鉄剤の吸収が阻害される可能性がある。鉄剤内服後は酸化マグネシウムの服用まで最低2時間あけ、また、酸化マグネシウム内服後は最低3~6時間あけて鉄剤を服用すれば、両剤の消化管内での相互作用は避けることができる。制酸剤による吸収阻害の影響の度合いは、鉄剤の種類により異なり、酸性から弱塩基性の広いpH域で低分子鉄として溶存するクエン酸第一鉄ナトリウム(フェロミア等)が、硫酸第一鉄(フェロ・グラデュメット)より少ないとの報告がある。ただし、臨床で鉄欠乏性貧血患者に鉄剤と制酸剤を併用して、鉄剤の治療効果に差がでたとの報告はない。
例えば三割負担の患者さまがアレグラ錠60mgを1日2回で30日間内服した場合、薬剤費は31.0円 × 2回 × 30日 × 0.3 = 558.0円となります。
ジェネリック薬を使用した場合はこれよりさらに安価に治療することが可能です。
アレグラとマグネシウムの併用についてですが、 アレグラをのんだあと何時間あければマグネシウム服用可能でしょうか? (20代/男性)
アレグラは、副作用などがない限り、症状がある期間に毎日飲み続けても大丈夫です。
また、飲み続けることで効果が減弱することはありません。継続服用すると、逆に症状の改善率が高くなるとされています。
ただし、ヒトの体の状態は日々変化するものです。長期間飲み続けている薬で、副作用が発現することもあります。したがって、体調変化がある場合は早めに受診してください。
アレグラは、服用から数十分~数時間以内に効果があらわれるとされています。
季節性アレルギーの場合は、症状がほとんどない時期から服用を始めると、シーズン中も症状が悪化しにくくなります。
ただ、すでに症状があらわれている通年性アレルギー疾患の場合は、十分な効果が得られるまでに2週間ほどかかることもあります。
アレグラが効き始める本当の時間、飲み合わせ、副作用などのまとめ
アレグラの副作用として、体重増加は報告されていません。
なお、頻度は大変低いですが、食欲不振(発現率:0.07%)や食欲減退(発現率:0.02%)の副作用が報告されています。
このようなことから、アレグラが体重に影響することはほとんどないと考えられます。