反応したシミは焦げて、かさぶたになり、その後ポロッと取れていきます。
治療後約1〜2週間でかさぶたが取れてピンクの新しい皮膚になります。
その後、場合によっては、レーザー照射のダメージ(炎症)による炎症後色素沈着(戻りシミ)が出現します。
この色素沈着は、もともとあったしみとは全くの別物であり、1か月をピークに濃くなり、それ以後徐々に薄くなるのが普通です。
この色素沈着(戻りシミ)に対するケアがしみ治療の重要なポイントになります。
一番大切なことは、刺激を避けることです。
特に擦る刺激(摩擦)には注意が必要です。
色素沈着を気にするあまり、無意識のうちに触ったり擦ってしまっている状況をよく目にします。
擦る刺激は、微小な炎症を起こし、色素沈着を悪化させます。
外用薬を塗布する際も、強く擦り込むと刺激になりますので、優しく塗ってください。
次に大切なことは、紫外線による刺激を避けることです。
また、外用薬を使用することも重要です。
当院では、低濃度のハイドロキノンと低濃度トレチノインの使用を基本としています。
ハイドロキノン・トレチノインとも高濃度のものは、それ自体が色素沈着の原因となる炎症を起こす刺激になりえるためです。
色素沈着が消失するまで、根気よく使用します。
特に色素沈着が出ている場合は、外用薬をよりしっかり効かせようとして、大量に塗布したり、塗布の際に強く擦りこんでいるケースが多いですが、この行為も患部には刺激となりますので、少量を患部に優しく乗せるように塗布してください。
色素沈着が消失するまでの期間は、最短で3~4か月ですが、さまざまな要素により長引くこともあります。
炎症性色素沈着は自然消失するのが一般的な認識ですが、しみの部位では、色素沈着が自然消失しにくい例があります。
当院の過去の経験では、外用薬を使用し、メラニン色素の産生を抑制し排出を促すサポートをした方が、成績が良好でした。
炎症性色素沈着を起こしていない場合でも、3か月ほど外用薬を使用することをおすすめしています。
レーザー照射により、色素細胞は確実に活性化していますので、これを抑えることが、色素沈着やしみの再発を防ぐうえで重要だと考えています。
当院では、Qスイッチルビーレーザー治療後、1か月に一度の通院をお勧めしています。
外用薬が比較的不安定であり、効果を考えると、1か月おきに新しいものを処方する必要があるのと、患部の状態を確認して、必要な処置と説明をするためです。
ヤグレーザー&トレチノインによるシミ美肌治療 その3 ダウンタイム
【治療後3~4日以降】
かさぶたが完成した状態になるはずです。
この状態になったら、軽いメイクや洗顔をしても大丈夫なことが多いです。
ただし、かさぶたを剥がしてしまわないよう化粧下地などに適宜ワセリンを使用し、強く擦らず、そっと優しく扱ってください。
クレンジングの際には、メイクを完全に落とすことよりも、かさぶたを剥さないことを優先させてください。
かさぶたの下の新しい皮膚が完全に上皮化する前にかさぶたを剥してしまった場合には、ダメージが強くなり、傷痕を残してしまう可能性もあります。
かさぶたは、なるべく長く付着させている方が経過が良いことが多いです。
マスクをされる場合などは、マスクにより擦れてかさぶたが剥がれてしまわないように注意してください。
トレチノインは、皮膚の活性化をする「ビタミンA類」の中でもかなり活性の強いタイプになります。そのため局所のシミ取りに向いています。これを「A反応」と言います。詳しくは下記のPDF「トレチノイン軟膏による「A反応」について」をご参照ください。必ず起こり、慣れてくると消えていきますので、反応が出ている間は、トレチノイン軟膏の使用頻度を下げることで対応してください。迷った際は診察で皮膚の状態を見せていただく事をお勧めします。
シミ取りレーザー後のかさぶた、かさぶたが取れた直後の赤み、処置用の軟膏と ..
この方法で下記のPDF「トレチノイン・ハイドロキノン軟膏の使用方法」に記載している方法で毎日繰り返し使用しますと、確かに3~4か月ほどでシミが薄くなり取れます。コロナ流行にて美容施術でなく軟膏使用でシミをとる方が増えたときに、トレチノインとハイドロキノンのシミ取りを達成する方が多く、効果があることを実感したという報告を耳にします。軟膏はシンプルで有効です!ただし、この軟膏の方法は、ジミにまじめに毎日継続するという気力と行動力が必要となります。
美白成分やトラネキサム酸の内服(それぞれのお肌の状態に合わせて増減します)、肌の新陳代謝を上げるトレチノイン、塗り薬での反応が鈍い場合にはレーザートーニングを部分的に照射するなどし、最終的なゴールを目指していきます。
画像(左)は、イソトレチノインの内服治療を2か月したときの状態です。イソ ..
ピコレーザーはピコ秒レーザーを照射し、肌のダメージや痛みを最小限に抑え、シミ・そばかすに短期間で効果が得られる治療です。シミ・そばかす・ニキビ跡・毛穴など、肌悩みに合わせて照射方法を選択でき、美白・美肌効果が得られます。特定の濃いシミ・そばかすには、ピコスポットが効果的です。
シミ取りレーザー治療を受ける方には「レーザーを当てた後はかさぶたが出来ます」とお伝えしていますが、この写真の状態のことを言います。
しみ取りレーザー後は一時的に「赤み」や「かさぶた」などが生じます。 ..
表皮内のメラニン細胞をレーザーの光熱作用で破壊することで、シミやそばかすの色味を解消するレーザー治療ですが、表面から観察できるシミの厚みが表面上はなかった場合でも、皮膚の深いところに存在していたシミがターンオーバーで促されて、表面に現れることはあります。
こういった場合のシミは、1回でとりきる事が困難なシミということになります。
シミ取り治療は、1回の治療で完了するのが、理想的ですが、満足のいく仕上がりのためには、2回程度は必要となる可能性があります。
適切な設定で照射され、1週間前後でかさぶたが取れてピンク色もしくは肌色の皮膚になるような通常の経過において、Qスイッチルビーレーザーの再照射が必要になることは非常に少ないです。
色素沈着が長引いたとしても、アフターケアの継続で消失することが多いです。
ただし、1年を超えて色素沈着が残存する場合やなんらかの原因により真皮(皮膚の深い部分)に色素沈着が起きてしまった場合には、再照射が必要になる場合があります。
トレチノイン; 光治療・ダーマローラー; フォトフェイシャル ..
・シミ取りレーザー治療後、どのような経過を進めるのか
・シミ取りレーザー治療後のテープは、いつまで貼るのか
・シミ取りレーザー治療後のかさぶたはどうに扱うのか
このかさぶたは1週間程度ですべて剥がれ落ちます。 剥がれたところはシミが取れて ..
そこで今回は、私の左手の甲でシミ取りレーザー(HLLT)を2ヶ所施行する実験をしたので、経過観察を紹介します。
戻りジミを早く消したいという方へは、トレチノイン・ハイドロキノン療法やレーザートーニングを行います。
反対に強い出力でレーザー照射をした場合はメラニン色素が破壊され、かさぶたにならなくてもシミが取れますが、炎症後色素沈着や白斑などの症状が出ることもあります。
シミ取りレーザー治療後のもやもや”を解決します。「かさぶたができないのは失敗?」「黒いシミはこのまま?」など.
この「ジェントル・フェイシャル」でのシミ取り効果は、目を見張るものがあります。ちなみに小さいホクロにも反応するため、1-2回で取れてしまうことがあります。残したいホクロは事前にお教えください。施術の翌日に驚くほど肌がつやつや感になるということで人気の施術です。施術後にやや顔面の火照り感がでるために、施術にヒーライトはセットでつけておりません。ヒーライトもよい治療ですので、併用でご希望の際は、施術前にあてるといいと考えています。お申し出ください。
治療後の状態によりかさぶたができたり、擦りむいたようになりますので1週間 ..
色素沈着は、皮膚表面にできた浅い傷にメラニン色素がたまってしまい、薄いシミのように見えます。シミよりも色味は薄く、赤みを伴うものもあります。
半年くらいで自然に解消されることが理想的ですが、お肌のターンオーバーが低下した状態などで、定着してしまうものもあります。
この場合シミは取れても、色素沈着といった浅い傷が赤みを帯びたシミのように残ってしまいます。
予防としてかさぶたが剥がれたタイミングで、ハイドロキノンクリームやトレチノインクリームの使用もおすすめです。シミの程度によっては、かさぶたが生じない場合もあります。その場合はシミ取り後2週間後から使用していただき、3か月を目安に継続していただくことをおすすめいたします。
また、摩擦を極力避けるようにしてください。テープ保護される際は、お肌にやさしい手でちぎれるタイプのテープを使用して下さい。
保湿剤やテープでカサブタが剥がれるまで保護してあげることは、シミ取り後の仕上がりをきれいにするためにとても大切なことです。
照射後は一時的に黒いかさぶたとなりますが、10日前後でかさぶたは剥がれおちます。 ..
かさぶたは、できるだけ大切に扱い、自然に剥がれ落ちるような状況を作るよう心がけてください。完全に上皮化する前に剥がれてしまった場合、患部へのダメージが強くなり、濃い色素沈着や傷痕が残ってしまう可能性があります。 ここで少し我慢することが、結果的には、近道になることが多いです。
きれいに治すためにも、必ず24時間の保護が必要で、かさぶたが取れても、最低2週間の保護は必要です。 ..
治療後約1週間でかさぶたが自然に脱落します。シールを貼っている場合は、そっと剥がします。そのときかさぶたも一緒にはがれることが多いです。写真は、一部細かいかさぶたが残っていますが、新しいピンク色の皮膚が顔を出しました。これで、もともとあったしみはほぼ完全に除去できています。
10日前後 かさぶたになっています。 でもテープ貼付はありません。翌日 ..
お顔のシミ取りで10日~2週間ほど、腕や足などお体の場合は、3週間程度かけてかさぶたは完成し自然に剥がれ落ちます。
こうして新しい皮膚が出来た後は赤みが続き、1か月後くらいに一時的に色素沈着や赤みが強く出ることがあります。この状態を、“シミが濃くなった”という感覚を持つ方は多いですが、この段階でレーザーに反応したシミは取れていることになります。
シミ取り治療は、皮膚のシミの部分に浅い傷を作ることですので、この浅い傷痕が治っていく過程で一時的な色素沈着の状態で経過していきます。
これは正常の反応で、シミが濃くなっているわけではないので、心配せずにお過ごしください。この変化は、3か月~半年くらいで自然におさまります。
かさぶたはなるべく長くつけておいてください。 かさぶたを大事にするには 1 ..
典型的な老人性しみです。表面は角質が厚くなりざらついています。このようなしみを外用薬(ハイドロキノンやトレチノイン)や光治療(フォトシルクプラスなど)で完全に除去するのは難しく、Qスイッチルビーレーザーが必要です。
[PDF] トレチノイン+ハイドロキノンの外 薬を使 される へ
基本はバランサートナー・デイリーPD・ミラミン(ハイドロキノン入り)の3点セット。効果を早く実感したい!という方は、プラスでトレチノインを使用します。トレチノインを使用すると、が出てきます。この反応がちょっと無理・・・とを躊躇する方も多いのですが、今は人と会う機会が少ないという事でチャレンジしやすいようです‼
このかさぶたに軟膏を塗ってテープを貼る処置を朝晩 1 ⽇ 2 回⾏っていくと、個⼈差はありますが、⽪膚が
当院のシミ取り治療はピコレーザーという種類のレーザーで行います。
日本人の肌質を考えて開発された、キュテラ社のエンライトンSRというレーザー治療機種を使用いたします。
かさぶたができることもあります。 費用目安, ¥220,000(税込)
トレチノインやレチノールが入った化粧品、ニキビ薬を使用している方で当院の治療をご希望の方は、をお願いします。
しみ|美容皮膚科|こばやし皮膚科クリニック 北九州市八幡東区高見
Q-スイッチルビーレーザーは694nmという波長を持ち、メラニン選択性(メラニンのみに反応して破壊する性質)に優れているので、シミ取り治療に大変効果的で、青あざ(太田母斑)や茶アザ(扁平母斑)の治療には保険適応があります。
できるだけ長く治療部位を覆っておくよう、痂皮(かさぶた)を剥がさないようにしてください。 ..
以下はそばかすに対するQスイッチルビーレーザーとフォトシルクプラスの治療後経過です。
一部のかさぶたが早期に剥がれてしまいました。
結果的に少しダメージが強くなりますので、他の部分との経過の差が出ているのが分かります。
最終的な仕上がりにはほとんど影響しませんが、完成までのアフターケアの時間が余計にかかってしまう可能性があるのです。