「HiGH&LOW」で山王連合会のメンバーを演じる町田啓太、鈴木伸之
印象に残っているシーンを聞かれたノボル役の町田は、本作冒頭で仲間たちがコブラを探す描写を回想。ヤマト役の鈴木とともに「ノブと一緒に、初めてカメラを背負って撮らせてもらった。走り方が難しくて、カメラが揺れてしまうので、上下に揺れるなって言われたんです。その結果編み出したのが、すり足(笑)」「でも顔だけはめっちゃ走ってるふうに作った」と振り返る。また本作の劇中でROCKYの本名が明らかになっていることに関して、黒木は「俺、すげーやだったんだけど。なんであの名前なんだろう」と不満気な顔に。そのシーンで共演しているAKIRAと「なんでだろ。あのときは2人ともLOWだったよね」と話し、TAKAHIROは「六本木のイメージらしいですよ」と裏話を明かす。そしてタケシ役の佐野は、窪田正孝演じるスモーキーとの共演シーンが思い出深いと話し「『みんなを頼む』っていう一言に、RUDE BOYSの家族や人を思う愛が集約されている。僕と窪田さんの最後のシーンだったんですが、説得力がありました」と述べた。
「HiGH&LOW」で山王連合会のメンバーを演じる町田啓太、鈴木伸之、岩田剛典、佐藤寛太、山下健二郎、佐藤大樹。
一点の躊躇もなくそれを貫く生き様を見せてきたから、あれだけ死亡フラグが立っていたスモーキーが生きる未来も可能なはずだと。
AKIRAが好きなセリフとして克也の「自分は黒崎の兄貴に付いていくだけですから」を挙げると、加藤はそれは自らが現場で発案したものだと明かす。「本当は『九龍に残ります』ってセリフだったんです。でも自分の信頼している兄貴、命を懸けた兄貴に付いていく、その人が九龍に残るなら残るという、あくまで組織ではなく兄貴を慕う一匹狼的な言い方にした」と説明。さらに加藤が、岩田剛典演じるコブラを拷問するシーンについて「がんちゃんは、怖くて岩城さんに唾をかけられなかったんですよ。だから横に吐いてるんです」と明かすと、岩城は「俺もあとで聞いたんだけどよ……(笑)」とリアクションしていた。